小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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同族でも唖然とした

投稿者: sitteirukedo 投稿日時: 2003/08/30 04:50 投稿番号: [84436 / 232612]
泣きながら「将軍様」の写真をまつる北の応援団

大邱(テグ)ユニバーシアード夏季大会に参加している朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)応援団が、金正日(キム・ジョンイル)総書記の写真が印刷された歓迎の横断幕を泣きながら取り外す姿を見ていた国民の気持ちは複雑だった。

  応援団たちは“将軍様”の写真があまりにも低い所にかけられており、雨にまでさらされていると抗議したという。多くの韓国国民は、美しく純真な女性たちというイメージで見つめていた「美女応援団」の行動に驚く一方、「一体どんな事情があって、あそこまでしなければならないのか」という憐憫まで感じたはずだ。

  北朝鮮住民は分断から50年経った現在まで、唯一思想と主体(チュチェ)思想の教育を受け、「偉大なる首領」、「偉大なる指導者」と毎日叫びながら生きているうちに、今回の事件で見せたような“異質な人間”になってしまったのだ。

  そのような意味で、今回の事件は韓国側の国民に北朝鮮体制の現実を教える衝撃的な契機でもある。敵として対峙する一方で、同じ民族として抱きかかえるべき北朝鮮の国民と、統一まで、そして統一の後まで共に過ごすには、想像もつかないような峠を越えなければならないことを、改めて実感させられる。

  今回の事件を理解するためには北朝鮮住民たちの幾つかの環境に注目すればよい。北朝鮮住民たちが最も大切に暗誦しなければならないものが偶像化守則の「唯一思想10大原則」だ。その3条の4番目の項目には「敬愛する首領の肖像画、肖像画を使った出版物などを丁重に扱い、徹底して守らなければならない」と規定されている。

  このような原則を毎日暗誦していれば、今回の事件のような行動が条件反射のように出てくることになるだろう。

  このような北朝鮮住民の成長環境と人格形成の過程を知らなければ、彼らの考え方や行動を理解することは難しい。

  今回の出来事は南北が更に交流を深め、お互いをよく知らなければならないという必要性を逆説的に教えてくれたともいえる。更に、南北交流の場のようになっている大邱ユニバーシアード大会は、世界の若者たちのフェスティバルだという本来の意味に立ち戻らねばならない。
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