≪識者談話≫浮島丸訴訟
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2003/06/25 22:12 投稿番号: [75764 / 232612]
≪妥当な判決≫
高乗正臣・平成国際大学大学院教授(憲法学)の話
「戦後間もないまだ戦時中のような状況下で行われた運航に、一審が旅客運送契約に似た関係が成立しているとした考えに無理があった。高裁がそれを否定したことは極めて妥当な判決といえる。消滅時効について触れていないことは残念だが、この種の戦後補償を司法の場で解決するという流れに限界があることを示唆したといえる。しかし、戦後補償は人道上の配慮は必要であり、政治的に解決すべき問題だろう」
≪誤り正した≫
現代史家・秦郁彦さんの話
「一審判決のように、徴用工を国が船で運ぶ行為を私的な(旅客運送契約)関係に近いと解することに無理があり、今回は妥当な判決だ。戦後補償裁判では最近、原告への同情のあまり不自然な解釈や私的感情を交えた判決が一審で出る傾向があり、浮島丸訴訟もそうだった。厳格な法的解釈に基づき二審が一審の誤りを正したといえ、意義がある」
≪被害者切り捨て≫
田中宏・龍谷大教授(日本アジア関係史)の話
「まさに門前払いの判決だ。事実認定を丁寧にしたわけでもなく、立法を促し被害者への救済を探ろうとしているわけでもない。被害者への思いが全く感じられない。この事件では、日本人被害者に何らかの補償をしているにもかかわらず、外国籍の被害者を切り捨てている。『憲法の予想しない範囲』ということを盾に新憲法下においても国家無答責の考えを引きずっている。国際的には通用しない判決で憤りすら感じる」
http://www.sankei.co.jp/news/030530/evening/e31nat002.htm
これは メッセージ 75763 (hangyosyufu さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/75764.html