尖閣列島の実効支配5
投稿者: fumufumun483 投稿日時: 2003/06/23 22:55 投稿番号: [75530 / 232612]
確かに日清戦争と尖閣への日本政府の対応は関係がある。しかし、中国はここで重大な事を忘れている。それは古賀が行った実効支配である。国家が一定の地域を新たに自己の領域とするには、発見や歴史的事実だけでは不完全で、第一に領有の意思をもっていることと、第二に実効的に支配することが必要である。無主地の場合は先占を行うための二要件として重要であるが、無主地であることが明確でなく二国間で争っているような場合にもこの実効的支配の要件が決め手となる。
日清戦争が起こる10年前から古賀辰四郎は実行支配を行った。明治政府は、彼に対してこれら4島を30年間無料で貸与した。古賀氏は、これらの島々に多額の資本を投下し、棧橋、船着場、貯水場などを建設し、また、海鳥の保護、植林、実験栽培などを行ない、開拓事業を発展させた。この古賀辰四郎氏が1918年に亡くなった後、その子息である古賀善次郎氏は、父の開拓事業を引き継ぎ、とくに魚釣島と南小島でカツオブシ、海鳥の剥製などの製造を行なった。昭和元年(1926年)、古賀氏に無料で貸与していたこれらの国有地4島の貸与期限が切れたために、政府はその後1年契約の有料貸与にきりかえたが、1932年、古賀氏がこれら4島の払い下げを申請してきたので、これを有料で払い下げ、今日にいたっている。
これは メッセージ 75527 (fumufumun483 さん)への返信です.
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