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国内企業に打診に「可能」

投稿者: masa4618 投稿日時: 2003/06/19 21:05 投稿番号: [74860 / 232612]
セイシン粉砕機   ロケット用研究に使用   国内企業に打診に「可能」   関係者証言   (朝日   6月17日   朝刊)

[要約]北朝鮮やイラクなどの国に、軍事転用可能な粉砕機「ジェットミル」を不正輸出していたセイシン企業は、日本国内の火工品メーカーにロケット推進薬の加工にジェットミルが使えると説明していたことがわかった。関係者の証言によれば、固体燃料に必要な過塩素酸アンモニウム(AP)の粉砕に、セイシン企業はジェットミルが活用できることを説明して販売していたという。これは同社のジェットミルはAPの加工が出来ないと言う主張を崩す証言となる。

[神浦氏のコメント]私が本格的に軍事の研究を始めたのは28歳の頃であった。そして軍事関連の仕事として、ルポや解説記事を書き始めたのは30歳の頃からである。そして35歳の頃に何度も武器輸出の関連記事を書いた思い出がある。当時は日本の武器輸出は表向きに禁止されていた。(武器輸出3原則、例外なし)。しかし海外の軍事施設や戦場を歩くと、意外にも日本製の軍事品が多く見られた。ハイテクといわれた家電製品、大型トレーラーや大型トラック、小型の高速艇や浮ドッグ、ブルドーザーやパワーシャベル、機関銃架つきの4輪駆動車など、多くの国の軍隊で使われていた。そして武器輸出を調査(取材)すると、日本には武器の輸出隠しと思われる手口があることを知った。それは大きくわけて3つに分類できた。まず、軍事転用可能なものを民生品といって輸出する。次に部品にわけて輸出して現地で組み立てる方式。第3に、別の国に輸出して、そこから転送する第3国経由方式である。これらが公然と行われ、政府も見てみない振りをしていたし、企業の側にもまったく罪悪感はなかった。(政府がそのように指導していた事実もあった)。当然ながら、私はそのような武器輸出のやり方を非難した。
  今回のセイシン企業の販売方式を考えると、昔の兵器輸出のやり方をしていたことを感じてしまう。昔は、北朝鮮やイランであっても、このような輸出のやり方が公然と行われていたのである。その当時、いくら私がその危険性を指摘しても、だれも振り向くことはなかった。そんなことをいちいち気にしていたら、日本の企業は貴重な貿易チャンスを逃してしまうという理由からだった。
  しかし今はセイシン企業のように厳しく罰せられる。時代の風が変ったのである。そんな時代がつい最近まで日本にあったことを多くの人に知って欲しい。北朝鮮の万景峰号に対して、一切の荷物検査ができなかった。また朝鮮総連の施設に課税ができなかった。実は、そのようなタブーが、今も多く存在していることを。
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