日米首脳会談への北朝鮮の反応
投稿者: remember140917 投稿日時: 2003/05/25 11:20 投稿番号: [71155 / 232612]
過去の成功体験にとらわれて、毎回同じ行動を取ることがいかに危険なことであるか、北朝鮮の陥っている事態は如実に現しているように思う。
相手もまた学習するものであるということを、決して忘れてはならないのだ。
まあ、日本の害務省のようにまるで学習しない組織もあることだから、100%間違いであるとは言い切れない部分もあるのだが。
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2003/05/25
(産経新聞朝刊)
日米首脳会談
北核問題、思惑三様
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◇ ≪北、窮余の“懐柔策”
深まる孤立に強い危機感≫
【ソウル=名村隆寛】北朝鮮の核問題をめぐる日米首脳会談の合意に対し、北朝鮮の外務省スポークスマンは米朝一対一の会談を条件に、日韓を含む多国間協議に応じるとする談話を発表した。米国を会談のテーブルに引き出すという点で北朝鮮の基本的姿勢に変化はうかがえず、日米首脳の強硬姿勢に対する懐柔策とみられる。
北朝鮮はこれまで米国に対し、不可侵条約の締結や体制保証を核放棄の条件として求めてきた。だが、日米首脳は今回、北朝鮮の要求を考慮するどころか、北朝鮮に核放棄しか選択の道がないことを宣告し、ミサイルや麻薬、通貨偽造など北朝鮮の違法行為への対処にも言及した。先の米韓首脳会談の共同声明に比べても、合意内容は北朝鮮にとり極めて厳しい。
これまで北朝鮮に経済支援をしてきた韓国は米韓首脳会談以降、米国寄りとなっており、二十三日に南北が合意したコメ支援も「配分の監視」という条件付きだ。日米をはじめとした国際社会の経済制裁が実行されれば、海外からの送金や物資搬入が停止し、北朝鮮は完全に孤立。金正日体制は危機に陥る。
北朝鮮は核の完全放棄か、従来通り核カードをちらつかせた「瀬戸際戦術」を取るかの選択を迫られるかたちとなっている。「瀬戸際戦術」を続けた場合、米国の強硬姿勢がさらに強まるのは必至で、核を放棄すれば対米交渉の貴重なカードを失うことになる。いずれの選択も金正日総書記にとりリスクを伴うもので、北朝鮮は窮余の一策として今回、異例の早さで対米声明を発表したもようだ。
ただ、日米首脳は核放棄以外は認めないとの姿勢を明確にしている。「瀬戸際戦術」の末に米朝枠組み合意を勝ち得た一九九四年のように、北朝鮮が自らのペースで危機的状況を乗り切るのは容易ではない。
これは メッセージ 71154 (remember140917 さん)への返信です.
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