Re>所詮蚊帳の外 ④
投稿者: east_jungle3 投稿日時: 2003/04/18 04:28 投稿番号: [63642 / 232612]
●いま、短期的には米中の関係は、ブッシュ政権になってハードライナー的対応ということで、非常にさざ波が立っているようなイメージでいますけれども、今年上半期の米国の中国に対する直接投資は前年比、ほぼ3割増ぐらいになっています。
つまり政経分離というやつです。米国と中国の経済関係というものはどんどん密度が高くなっていて、中国から米国向けの輸出がすごく増えて、去年ついに日米の貿易赤字よりも米中間の貿易赤字のほうがアメリカにとって大きくなったという、画期的な年だったわけです。
日本の論者の中には、日本に対する風当たりが弱くなって結構だみたいな話をしている人がいますけれどもそれは相当ずれています。
日米間の貿易赤字と米中間の貿易赤字は性格が全然違います。
どう違うかというと、中国の輸出というのは、我々が俗にいうブーメラン輸出というやつなんです。
つまり、アメリカの企業が例えばナイキの靴屋が中国に投資して工場をつくって、そこから出た製品がブーメランのようにアメリカに戻っているというタイプの輸出で、アメリカの企業がそれに介在することによって儲かっている仕組みで成り立っている貿易赤字なんです。
米中関係は、なぐり合っているように見えてこすり合っている、日米関係はこすり合っているように見えて蹴り合っているという表現をする人がいますけれども、こういう部分があるんですね。
日米関係の中には相互レスペクトというものに欠ける部分があります。日米安保もアメリカから見れば片務条約で、何でアメリカの青年の血を流してまで日本を守ってやらなきゃいけないのという、いわゆるフリーライダー論というのが根強く横たわっています。
日本から安保を見たら、冗談じゃない、駐留経費の7割を負担している仕組みがこの世にあるかと。あれはガードマン条約だ、金払ってるんだという心が動きます。お互いに、関係が矮小化されてしまうんですね。
この話はなぜ重要かというと、このゲームにこれからつき合っていかなきゃいけないわけですね。
米中のはざまで日本が一定以上の存在感を持っていくためにはどうしていったらいいのかというのが、私の問題意識として鮮烈なものがあります。the end
これは メッセージ 63641 (east_jungle3 さん)への返信です.
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