小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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1mをめぐって ③

投稿者: masa4618 投稿日時: 2003/03/28 23:53 投稿番号: [59116 / 232612]
2   地球環境問題への応用

1)雪氷研究への応用
  雪氷域の年々および季節間変動を、雪氷域およびその周辺域を含め広域的にしかも時間的に連続性をもって計測することは、雪氷・大気相互作用、さらにはグローバルな気候システムを理解する上で重要な課題である。また、雪崩や地吹雪のような雪氷災害軽減のため、広域的により詳細な情報が得られる。

2)雪崩
  雪崩現象は、10cmから100mオーダの幅、100mから1000mのオーダの長さで起こる。またその破断面は数10cmから数mである。地吹雪現象による堆積もこれとほぼ同様である。したがって、SARインターフェロメトリーを用いると、雪崩、地吹雪現象の解明や予測が飛躍的に進歩することが期待される。そのほか、氷河、氷床の流動現象等の観測も可能となる。このためには、短周期での観測が不可欠である。

3)氷圏崩壊の観測
  海洋・地球温暖化に伴う海水温・気温上昇により生じる雪氷圏(氷河、棚氷、氷山、海氷)の変動に関する観測をして、リモートセンシング画像データを収集・解析し、温暖化と氷圏崩壊過程等に関する観測研究が行える。例えば南極海氷面積の系統的変化、棚氷の変動予測、将来の海面上昇などについては、そのあいまいさは極めて大きく、正確な氷圏観測データの収集・解析には干渉SAR画像データが有効である。

4)植生量の把握
  植生量の把握は、木材資源量の把握、農業生産可能量推定、植生の炭素固定量の推定等、重要な課題である。熱帯降雨林地帯では年中雲があり、光学センサーでの観測は困難であった。SARでは雲を透過して観測でき、干渉SARのコヒーレンス(干渉縞生成の可能性指標)は、植生量と反比例するので、植生量の把握が可能となる。

5)土地利用
  地表面の攪乱により、干渉SARのコヒーレンスは、著しく減少する。このコヒーレンスを監視する事により、土地利用の変化を簡単に把握する事ができる。土地利用変化の把 握は環境問題のみならず、国家のセキュリティの問題とリンクする。

6)地質構造
  SARによる地表の粗度や地形情報、さらに、干渉SARによる地表面を三次元でみることができ、地質構造の把握を進展させる。
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