中国の戦略思想
投稿者: t2daiisuki48 投稿日時: 2003/03/09 23:05 投稿番号: [54860 / 232612]
中国は、21世紀は海洋の世紀であると言う。中国人は歴史的に見て、海洋を指向する民族性を持っている。この海指向の中華思想に、中国共産党指導のナショナリズムと軍事力が合体し、周辺の国を威服させるという古典的国際関係を具現化しようとしている。併せて、海洋権益を確保するために国連海洋法条約を駆使し、多国間の枠組みに積極的に存在感を示すと共に、新秩序の構築に指導的立場を確立していくことであろう。
中国の東シナ海への進出は今後一層活発化するのは確実であり、ミサイル等の射撃訓練や対潜水艦訓練、上陸演習などを含む軍事力の対日プレゼンスは、海軍力の増強に伴って、一層頻繁に行われることであろう。そして「不戦の誓い」「歴史認識」「日中友好」といった日本政治の理念無き外交の隙間を突きながら、着実に実績を積んで東シナ海を占有することになろう。尖閣諸島は、その時点で容易に中国の領有するところになろう。まさに、孫子謀攻の「不戦屈敵」である。
日本は、50年間自衛隊という防衛力を育成してきた。しかし、「普通の国」のように外交と軍事が緊密に連携していない。軍事力を背景にした外交政策の遂行が、必ずしも是認されていないところに、中国外交の突き入る隙を与えている。訒小平以降の中国の4つの近代化は、海洋覇権の中華帝国を目標にしており、内陸中国から沿岸中国へ、沿岸中国から新秩序の中華帝国へ飛躍することを企図しており、この状況を是認し続けると、日本を始め周辺地域は、再び東夷、南蛮、西戎、北狄として「朝貢」外交を強いられることになろう。
http://www.drc-jpn.org/AR-5J/furusawa_t-j.htm
これは メッセージ 54848 (surrealism_dadaism さん)への返信です.
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