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イランの核武装の論文(1)

投稿者: humhumu456 投稿日時: 2003/03/09 15:41 投稿番号: [54760 / 232612]
はじめに

1987年にイスラエルの元核技術者モルデカイ・ヴァヌヌが地下核兵器工場の実態を明らかにして以降、イスラエルは事実上の核兵器国として認識されている。それから約10年経った1998年5月にインド・パキスタン両国が相次いで核実験を実施して、それぞれ第6番目及び第7番目の核兵器保有国となったことを宣言した。次に核兵器を取得する国はどこであろうか。ここでは、次に核兵器を取得すると思われる国の一つであるイランに焦点を当てて、その核兵器開発の動向について概観する。



1.戦略的環境

イランは、西に西アジアの覇権を争ったイラクがあり、東は既に核爆発実験を行ったパキスタンと国境を接し、北はカスピ海を介してロシアとの国境があり、南には米国の強力な海軍が常時航行するアラビア海とペルシャ湾を介して強大な米軍基地が存在するサウジアラビアが存在するという地理的な位置関係にある。更には、アラブ共通の敵であり事実上の核兵器保有国であるイスラエルが、1,000km離れて存在する。また、1979年のホメイニ革命を契機として米国と国交断絶状態に入り、米国が主導する国際的な孤立状態が続いている。

イランは次のような軍備管理に関する国際社会に参加している。1964年に部分的核実験禁止条約の締約国となり、1967年には宇宙条約に調印した(宇宙条約は批准していない)。1970年には核兵器不拡散条約の締約国となり、かつ、同条約に基づき国際原子力機関との間で保障措置に関する協定を締結している。更に、1971年には海底核兵器禁止条約の締約国となった。しかしながら、ワッセナー・アレンジメント、ミサイル技術管理制度、原子力供給国グループ、核兵器に関するザンガー委員会、イスラム諸国会議機構からは排除されている。





2.天然資源と工業力



(1)天然資源

イランは、石油の大産出国である。1999年末で石油の埋蔵量は930億バレル、天然ガスも25兆m3埋蔵していると言われる。イラン高原にある砂漠地帯には埋蔵量5,000tと推定されるウラン鉱床がある。鉄鉱石の埋蔵量も12億tと推定されており、銅鉱石・亜鉛鉱石・鉛鉱石は比較的豊富にある。なお、トリウム、希土類、ベリリウム、リチウム資源は明らかでない。

(2)基礎工業力

石油の産出量は379万バレル/日、精製能力は152万バレル/日である。油田探査・油井窄掘・石油精製装置は当初外国の投資・技術支援を受けて製造されたが、近年は自国産の装置に切り替えつつある。天然ガスは900億m3/年産出していると言う。

石油化学製品も、塩素24万t/年、アンモニア142.2万t/年、尿素175.8万t/年、硝酸38.6万t/年、硫酸96万t/年、硝安25.4万t/年、苛性ソーダ3.3万t/年、燐酸24万t/年製造されている。

電気・電子工業も開発途上国以上の製造能力がある。
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