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時間が中国の危機を顕在化させる

投稿者: humhumu456 投稿日時: 2003/03/08 18:02 投稿番号: [54537 / 232612]
  一つは米国家情報会議(NIC)が中国の農業問題について機密リポートを作成したことだ。NICは米国の情報機関を統括する国家組織で、冷戦時代は旧ソ連軍の動きの解析に力を注いでいた。

  そのNICがブラウンさんの警告をきっかけに中国の食糧事情に危機感を抱き、ひそかに専門家による解析を行った。米国はスパイ衛星を宇宙空間に配置しており、中国政府以上に詳しく中国の農地面積を把握できる。スーパーコンピューターを使い、将来の水の需給問題も計算した。

  NICの報告書そのものは今も機密だが、政府関係者に限定して97年11月作成の要約部分が公表された。ブラウンさんは後で知人から要約を入手した。

  それによると、2025年には中国は1億7500万トンの穀物輸入が必要になる。これは現在の世界の穀物総輸出量(2億トン)に匹敵する量で、ブラウンさんの危機説を米政府が数字的に追認したことになる。

  もう一つの動きは、昨年5月に中国を再訪問した時、ブラウンさん自身が体験した。招待してくれた中国側からおみやげに渡されたのが「誰が中国を養うのか」の中国語訳版だった。堂々と出版され、複数の関係者から「テレビで宣伝していますよ」と教えられた。3年前の訪問時との落差の大きさに驚いた。

  「中国政府が私の意見を完全に認めたかどうかは分からない。ただ深刻な問題が存在し、その問題にもっと注意を払うべきだと気づいたのは間違いない」

  実際、ブラウンさんの警告は、中国の農業政策を変えさせた。穀物生産を奨励するため、農民からの買い取り価格を大幅に引き上げた。さらに農民への融資枠を拡大し、耕地から他の用途への転用を厳しくした。

  中国の現状はどうか。「最も深刻なのは水不足だ」とブラウンさんは指摘する。衛星データによると、ここ数年で中国の数百の池や小川が消滅して干上がった。黄河と揚子江の間を流れる淮河は97年に大干ばつに襲われ、水流が黄海に到達できない日が3カ月間続いた。中国のデータによると、特に北部平野部の地下水の水位の低下がひどく、1年に約1・5メートルずつ低下しているという。

  「中国の水不足が、世界の食糧安全保障を揺るがす」。ブラウンさんは昨夏、こんなタイトルの論文を発表した。「誰が中国を養うのか」で提起した問題に対して4年後に自らが出した答えだった。

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