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時間が中国の危機を顕在化させる

投稿者: humhumu456 投稿日時: 2003/03/08 18:03 投稿番号: [54538 / 232612]
◇人口増に歯止めを−−「地球白書」のブラウン所長

  ワールドウオッチ研究所は今年1月、「地球白書」特別版を出版した。そこには世界的な水不足問題が取り上げられている。この問題での、ブラウン所長との一問一答は次の通り。


インタビューに答えるブラウン所長
  ――中国以上にインドの深刻さが指摘されるが。

  ◆おそらくそうだ。インドでは2050年までに人口が6億人増えることが予想され、土地を住宅などに利用するため、耕地面積が拡大することはないだろう。一方、全国で地下水の水位の低下が見られ、今後の食糧生産に悪影響を与える。中東最大の国であるイランの地下水位の低下もかなり顕著だ。水不足の問題は世界の多くの国が経験しているが、こうした人口大国のケースが最も劇的だ。

  ――水不足はなぜ大問題なのか。

  ◆例を挙げよう。今、世界の穀物輸入市場で最も成長速度が速いのはモロッコ、エジプトなどの北アフリカと、イランに至る中東だ。これらの国々は水不足の問題を抱え、都市部や工場の水需要を賄うため、農業用水が犠牲になる。その結果、国々は食糧を輸入しなければならなくなる。1トンの小麦輸入が1000トンの水に相当する。これは、食糧輸入が水不足の解決法になっていることを意味する。こうして、水不足は世界の食糧危機に直結する。

  ――将来、水不足問題を解決する道はあるのか。

  ◆世界の人口増加に歯止めをかけないといけない。人口は増えるのに水の供給をこれ以上増やせない。このことが深刻な問題を生み出している。

(毎日新聞東京朝刊から)
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