小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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日本の取るべき道

投稿者: remember140917 投稿日時: 2003/02/13 00:22 投稿番号: [49669 / 232612]
  北朝鮮は自国の核開発問題について、ただアメリカ一国との交渉のみを希求している。
  それは、唯一北朝鮮を攻撃する可能性があり、かつ、その能力を保有している国が、アメリカであるからだ。
  アメリカから体制保証を引き出さないまま核開発を断念させられることは、北朝鮮にとっては破滅に直結しているのであり、そのため、多国間協議の場で北朝鮮の核開発問題が協議されることを極端に怖れているのである。

  問題は、中国のこれからの出方である。
  中国の狙いは、北朝鮮に核開発を密かに進めさせ、十分な数の核兵器を保有させた後におもむろにその事実を公表させ、アメリカから何らかの体制保証を引き出させるものであったはずである。
  ところが、北朝鮮は何を考えたのか、アメリカに対して自国の核開発を認めてしまった。
  明るみに出てしまったこの事実に対して、中国はおそらく北朝鮮の核開発を急がせ、アメリカがイラク問題で手一杯である間に十分な数の核兵器を保有させようとするだろう。
  このため、中国としては、アメリカが北朝鮮の核開発問題に対する対応を加速させ、核開発施設に対する爆撃などの実力行使に出ることは何としても避けたいはずであり、そのための時間稼ぎを行ってくるものと考えられる。
  
  逆に、我が国としては、この中国の時間稼ぎを許してはならないのである。
  今や、北朝鮮が食糧と燃料の不足で崩壊するのが先か、十分な数の核兵器が完成するのが先かの、競争になっているとも言える状況にある。
  核兵器の完成を遅らせることは、この競争においてはかなり重要なポイントであり、可能ならば経済制裁などの平和的な手段で臨むことが適当であるものと考えられる。
  しかしながら、韓国の太陽政策の存在や中国が密かに北朝鮮の援助を行う可能性もあることを考えると、経済制裁が実際に効果を発揮するかについては不確定要素が大きすぎ、平和的手段にのみ頼ることは危険であるようにも思われる。
  その場合には、軍事的な手段、すなわち核再処理施設への攻撃などを検討すべき状況に至るものと考えられる。  

  そして、アメリカにとっては、現在の状況が、自国を核攻撃できる新たな国家の出現を阻止する最後の機会なのである。
  この機会を逃せば、金正日という犯罪的な独裁者から攻撃される脅威を常に受け続けることになることは明白であり、そのような事態に至ることはどのような手段を用いようとも絶対に避けようとするだろう。

  この点において、日米の利害は完全に一致しているのである。
  日本が北朝鮮を自衛隊を用いて攻撃することは、韓国という厄介な国との関係を考慮した場合、非常に困難であることは明らかである。
  したがって、北朝鮮の核開発を軍事的な手段で阻止しようとする場合、日本にとってはアメリカとの良好な関係の維持が極めて重要なのである。

  アメリカ頼みだとか、属国根性だとか言われようとも、これが現実なのだ。
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