中国が北朝鮮の核開発を支援する理由
投稿者: remember140917 投稿日時: 2003/02/13 00:20 投稿番号: [49666 / 232612]
では、なぜ中国は北朝鮮の核開発を支援しているのだろうか。
北朝鮮の経済が破綻していることは中国も熟知していることであり、その最大の原因は過大な軍備による軍事費の負担によるものであることは明らかである。
では、その軍備は何のためにあるのか、それは当然ながら韓国に侵攻して半島を統一するためのものであり、韓国とアメリカによる攻撃から自国を守るためのものでもある。
しかし、現実問題として、現在の韓国を北朝鮮が正攻法で攻撃したとしても、韓国単独を相手にした場合でも武力による半島の統一は相当困難であり、ましてアメリカの支援を受けた韓国を相手にする場合には、到底軍事的な勝利を収めることはできないであろうということは明白である。
このため、北朝鮮の現在の政策は、韓国に対する侵攻をあきらめ、自国の体制を保持できる状況を作ることに転換しているものと考えられる。
昨今の韓国の政治状況を見ると、北朝鮮による韓国国内の工作が相当程度成果を収めているものと考えられ、既に韓国が軍事的な手段で北朝鮮に侵攻し、積極的に半島統一を図る意図を放棄していることは明白である。
この場合、北朝鮮の現体制を軍事的に打倒し得る国家は、アメリカのみとなる。
そして、アメリカとの通常兵器レベルの戦いではまったく勝目の無い北朝鮮が、自国を防衛するもっとも効果的な手段は、核兵器を保有することにより自国を攻撃された場合には強力な反撃を行うことのできる能力を保持し、これをもってアメリカに自国への攻撃を断念させることなのである。
実は、この手段こそ、国民党政府を台湾に追い落とした後、アメリカに支援された国民党勢力の大陸反攻を防ぐために中共がとった手段と言われているものなのである。
中国の意図するところは、次のとおりであるものと考えられる。
1
北朝鮮は、過大な軍備負担による経済的に破綻しており、早晩崩壊してしまうだろう。
2
その場合、中国国境はアメリカの影響下にある韓国と直接国境を接することになり、朝鮮族自治区などが動揺する危険がある。北朝鮮の崩壊は絶対に避けなければならない。
3
北朝鮮の軍備負担を軽減するためには、アメリカによる攻撃の脅威が除去される必要がある。そのためには、自国の経験からしても、核兵器を保持することが最も効果的だ。
4
そうした状況が生まれれば、韓国やアメリカも北朝鮮を軍事的に攻略することを断念するだろう。
5
そこでアメリカに現体制の保証をさせることができれば、軍備を削減し、軍事費の負担を軽減し、北朝鮮の経済を立て直し、北朝鮮の現体制を安定させることができるだろう。
このような意図の下、中国が北朝鮮の核開発をひそかに支援しているということは、ほぼ確実であるものと考えられる。
これは メッセージ 49665 (remember140917 さん)への返信です.
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