米国のアフリカの植民地支配 (2)
投稿者: jig1868 投稿日時: 2002/11/30 10:40 投稿番号: [27739 / 232612]
≪植民地主義という批判も≫
チャドのケースがうまくいけば、途上国への投資や援助を、健全な統治につなげようとする手法が、今後のモデルになるかもしれない。
「これまでチャドは外国援助に完全に依存してきた」
と、世銀のグレゴリー・ビンカートは言う。
「石油によって、この国は初めて独り立ちできるようになる」
こうしたやり方を、新手の植民地主義と批判する声もある。
だが、豊かな天然資源から得た金を浪費してしまうという
「アフリカ病」
は防げるかもしれない。
たとえばナイジェリアは70年代以降、石油の輸出によって莫大な収入を得てきた。
その金額は2000年だけでも約200億ドルにのぼる。
だが収入は適正に使われなかったうえ、腐敗が横行しているため、国民の生活水準は低下する一方だ。
チャドのイドリス・デビ大統領も、あまり信用できる人物ではない。
元軍人で、クーデターによって独裁者となり、その後に行った大統領選で
「当選」
のお墨つきを得たという経歴の持ち主。
選挙での不正行為や、80年代に起きた大虐殺への関与も疑われている。
政府機関はまともに機能していないし、フランスの植民地時代につくられたわずかなインフラも、40年に及ぶ内戦などで破壊されてしまった。国土はカリフォルニア州の3倍ほどの広さなのに、総発電量はわずか25メガワットにすぎない。
デービッド・ヘクト
(Newsweek日本版、2002年7月24日号掲載記事)
これは メッセージ 27738 (jig1868 さん)への返信です.
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