小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

9月17日を忘れる勿れ②

投稿者: komash0427 投稿日時: 2006/12/26 23:59 投稿番号: [229999 / 232612]
  その20分後、家族会の記者会見が始まった。最初に、滋が代表としてマイクに向かった。

  「今日の結果を楽しみにしていたのに、結果は死亡という」・・・・・ここまで一気に切り出したあと、絶句して、言葉が続かない。咳き込み、声を詰まらせながら、ようやく絞り出した。

  「残念なものでした。信じることはできません。めぐみは結婚しており、子供がいると聞かされました。どうやって連れて行かれ、どういう形で結婚し、どういうふうに死んだのか。きちんと教えて欲しい」

  このあと、それぞれの家族がつぎつぎとマイクに向かったが、ほとんどの人が声を詰まらせ、悲しみと絶望に打ちのめされていた。

  早紀江は、このままではダメだと思った。ここでみんなが泣き崩れたらおしまいだ。金正日が見たら、ほくそ笑むだろう。怖いけど、何か言わなくては。後列から夢中で身を乗り出し、涙をこらえながら、一気に思いを吐き出した。

  「日本の国のために、このように犠牲になって苦しみ、また亡くなったかもしれない。若い者たちの、心の内を思ってください。こうして大きな政治の中の大変な問題であることを暴露しました。このことはほんとに日本にとって大事なことでした。北朝鮮にとっても大事なことです。そのようなことのために、ほんとに、めぐみは犠牲になり、また使命を果たしたのではないかと私は信じています。いずれ人は皆、死んでいきます。本当に濃厚な足跡を残していったのではないかと私はそう思うことで、私はこれからも頑張ってまいりますので、皆さまと共に、闘ってまいります。まだ生きていることを信じて闘ってまいります。めぐみを愛してくださったみなさまに、心から感謝します」


  翌18日から、政府・外務省の無責任さが、つぎつぎと明らかになっていった。まず、17日に福田康夫官房長官と植竹副大臣が断定的に宣告した「死亡」は、北朝鮮が伝えてきた情報を単にそのまま伝達したに過ぎないことが判明した。「人の生死に関わる問題なので慎重に詰めの確認作業を行っている」と、延々と家族を待たせたにもかかわらず、日本側としては何も独自の裏付けをしていなかったのだ。同じ18日の夕方、横田家と蓮池家は、梅本和義駐英公使から説明を受けるために外務省に出向いた。梅本公使は、小泉訪朝の当日、平壌で「5人の生存者」と面会し、「横田めぐみの娘」という少女に直接会ってきた人だ。

  滋は、この日も2人の息子を同行していた。「昨日死亡と宣告され、今日は、めぐみの娘と会った人が説明してくれるという。おそらく、めぐみの死に関する決定的な証拠を示されるだろうと思いました。本人の死体の写真でも見せされたら、おしまいです。覚悟を決めていきました。だから、息子たちも連れて行ったのです。私たち親の口から聞くのではなく、どんなに悲しい酷いことであっても、自分の目と耳で直接確かめろと」。

  だが、梅本公使の説明は滋たちの怒りを誘うばかりだった。めぐみの「死亡」について、何の裏付け作業もしていないという。それどころか、15歳のキム・ヘギョンという、めぐみの娘だという少女が証拠品として持参したバドミントンのラケットとそのカバー、また、20歳の頃の母親だという写真について、現物を持ち帰ることも、写真やビデオに撮ることもしてこなかった。少女は母親の誕生日や墓の場所についても、「(死亡したのが)幼稚園のことなので覚えていない」と答えたという。これではどうやって、めぐみと本当の親子だと信じろというのか。
(→)
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)