小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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9月17日を忘れる勿れ③

投稿者: komash0427 投稿日時: 2006/12/27 00:01 投稿番号: [230000 / 232612]
  蓮池家もこのとき激怒している。梅本公使は蓮池薫とされる人物に会ったが、カメラもテープレコーダーも携えず、紙切れによる伝言メモひとつ書いてもらうことさえせずに帰ってきた。さらに、薫みずから、本人だと説明するために、ズボンをめくって見せた足のケガについても、同公使は何の知識も持っていなかった。本人特定の材料も持たずに会いに行ったのだ。

  家族なら、いや家族でなくても、本気で長年の行方不明者の「安否」確認に取り組もうとするものなら、誰もが当然やるはずの準備も確認も、何ひとつやってこなかったのだ。

  9月末にあらためて訪朝していた政府調査団が、10月2日、帰国した。「死亡」とされた人々について、北朝鮮から「死因」や「経緯」を聴取してきたのだ。それによると、めぐみは、うつ病で予防院という精神病院に入院中、首を吊って自殺したという。そんな酷い話を早紀江は信じない。あの子はそんな死に方をする子じゃない。生きていると信じている。このとき調査団が持ち帰ってきた「20歳のころの写真」についても、早紀江はひそかに思った。テレビで見た多くの人が、20歳にしては「老けている」と感じたに違いない写真。苦労の多い北朝鮮だからか、と。しかし、早紀江は信じている。めぐみはきっと最近の写真を提出したのだ。両親への、生存のメッセージとして。
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(この章の引用終わり)

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