小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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空飛ぶ納屋の戸②

投稿者: shinzerosen01 投稿日時: 2006/10/18 22:39 投稿番号: [229630 / 232612]
「しかし、もし三菱がこのイギリスの制式採用落ち戦闘機の機体をパクったのなら、一体どうやって設計図、もしくは詳細情報を手に入れたのかという疑問が残ると言うのも事実です。」
「ただ一つ、はっきりしていることは、ゼロ戦の機体設計は他国のそれに比べて、
突出して優れていた、またはユニークだったといったことは絶対にありえなく、」
「第二次大戦のころの日本の航空機設計技術には
見るだけのものは一切存在しなかったということは間違いありません。」
「ゼロ戦とほとんど同じ形態を持ったF.5/34を開発したイギリスのグロスター社は、この設計に大した努力もかけずに製作しています。ゼロ戦の機体設計の水準は極めて凡俗なものだったのです。」
「そして、F.5/34はハリケーンやスピットファイアとの競作に破れ、英空軍の制式採用から脱落しました。
こんな惨めな機体の両翼に国家の命運を託さざるを得なかった当時の日本の限界が知れるというものでしょう。」
(略)
「当時の日本は欧米、特にアメリカ無しではやっていけない国でした。言い換えれば戦前の日本はアメリカに生かされている状態といっても過言ではなかったのです。物資のみならず、科学技術にいたるまで、あらゆる分野で全面的に依存していたのにかかわらず、その事実を黙殺して国際社会を敵に回し、挙句の果てが経済制裁を受け、その後の真珠湾攻撃です。」
(略)
「ゼロ戦を例にとってみましょう。主にアメリカとイギリスの技術によって作られたゼロ戦は、アメリカの工作機械を用いてアメリカの鉄屑やイギリス経済圏のボーキサイト、希少金属を原料とし、アメリカの潤滑油、航空用ガソリンで稼動させいたというのが実情です。どれかが抜けても、零戦の運用はうまくはいきません。
「たとえば、戦前の日本では高級工作機械が自前では生産できませんでしたから、開戦前に輸入した外国製の工作機械が消耗していくとともに、クランクシャフトなどの多くの部品は工作精度や耐久性が低下の一途をたどり、ついにはまともに動くエンジンが作れなくなります。」
「ゼロ戦を構成する要素で、日本オリジナルみなしてよいものは
労働者とパイロットだけなのですよ。
他はすべて他国のおかげでかろうじてまかなうことができたのです。」
「この意味がわかるでしょうか?つまり、アメリカと日本は今ほど対等な立場ではなかったのです。
こういった現象は兵器に限らず、日本の工業生産全般に言えることでした。
当時の日本が海外に依存していたのは石油だけではありません。産業の全分野にわたる依存だったのです。」
「戦後日本の技術的進歩の直接的な原動力となったのは、やはり朝鮮戦争の存在が大きかったのではないでしょうか。工業規格すら存在しなかった、養蚕や紡績などで外貨を得ていたころの日本と、戦後日本とは工業技術に関してあなたが考えているほどの連続性はないと思います。戦後日本は、あらゆる分野にわたって、外国の技術を戦前以上に取り入れた上、いわゆる朝鮮特需は、普通ならば絶対に売れないような日本製のおんぼろトラックをアメリカに大量に買ってもらい、また品質向上のための多くの技術を教えてもらうこともできました。ただノウハウや教育に関しては、悲惨な状況で欠陥品相手に試行錯誤を繰り返していただけのことはあって、無駄ではなかったでしょうが。」
「貿易関係においても同様です。当時の日本の最大の貿易相手国はアメリカとイギリスで、両国だけで日本の海外貿易総額の半分を占めます。当時の日本はアメリカに生糸を買ってもらい、その得たお金で綿花や工作機械を輸入し、これを加工してイギリスなどに輸出することで生計を立てていた国です。」
「この貿易関係の構図は一方的なものであり、日本がそれらの国から輸入する工作機械や石油、機械類、綿花などは日本にとっての死活的な重要品目であったのにたいして、アメリカにとっての生糸はたとえ輸入が止まったとしても、さしたる問題も生じない些細な品目でした。であるからこそ、日本が中国市場を荒らしまわり、撤退する意思も見せなかった際に、アメリカは日本との貿易を取りやめる判断をあっさりと下すことができたのです。」
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