小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

核もミサイルも正面突破1

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2006/08/12 22:31 投稿番号: [228984 / 232612]
北朝鮮の7月5日におけるミサイル発射は、それ以前の米国+中国+周辺国からの警告等にもかかわらず実行してしまい、おまけに3種のミサイルを複数発射させている。
不幸にもその前後の豪雨が北朝鮮に水害を及ぼしそれはそれで小さくない影響を与えている。

6カ国協議が始まる以前は、北の核・ミサイル開発は、対米を中心とする駆け引きか又は真に開発を望んでいるといったような2つの見方があったが、現在では前者はすっかり影を潜め、約3年経過した中で、北朝鮮は昨年の核兵器所有宣言も含め何が何でも核開発を行なうことが明確になってきている。
同時にミサイルもテポドンは失敗したようだが、それなりに脅威を与えている(日本列島はノドンの攻撃範囲なのだ)。
北の残されたカードは、核実験(地下か)、テポドン2号の更なる開発くらいしか残されていない。

一方で、今回のミサイル発射に対し、国連では比較的厳しい決議が出されたし、日本は制裁開始、米国の疑惑の口座凍結解除どころか締め付け強化、更には(北が何処まで想定したか興味のあるところでるが、)韓国と中国の対応は、現時点では北には厳しいものがあるだろう。

ミサイル発射前は、北にとって外交的なデメリットが多く、とても発射できないだろうと予想していたが、残念ながら外れてしまった。
北朝鮮の内部の事情もそうそう単純でもないらしい。

最近、新潮新書の「ある北朝鮮兵士の告白」というのを読みましたが、内部の様子が分かって面白かった。
北朝鮮の軍隊は<ナイナイヅクシ>、そこで食糧を中心としてどうやって物を調達するかが能力=評価の分れ目となる。
告白している元軍人はこの点で有能だったけれど、成分が最悪だったので出世はできなかった。
調達先は、民間=集団農場となる。
したがって農場の被害は小さくないが、軍には抗議はできないことになっている。
軍組織の中における上層部は、経済・食糧などすべての点において恵まれている。
下から上官への賄賂みたいのもある。
さらに位階が上になればなるほど、退職後の年金とか食糧配給の割当が多くなり、先が補償されることになる。
ある意味で、軍隊とはもっとも官僚的・保守的な組織になりやすいといわれているが、そのとおりだろう。
現在の北朝鮮の中の軍隊は、第2経済で恵まれ(第1経済=党)さらに、先軍政治ということもあって、全体的に貧しい中でもっとも恵まれた階層といえる。
その最も恵まれた階層のトップ(金正日の周辺に侍るのはこのような連中である。)が保守的になり、自らの存在を脅かす要素は排除するか、その芽を摘むことになるだろう。
その警戒する対象者・対象物は、02年7月の経済改革措置に始まり、いわゆる改革開放につながるような、商業・産業等において能力を発揮するような(=実利)連中であり、市場主義につながる要素だろう。

(next→)
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)