北朝鮮の工業バカ話4
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2006/05/07 12:32 投稿番号: [228044 / 232612]
③テレビ(の中身はシャープ製)
「ラジオが自前でつくれないとすれば、テレビはいうまでもないが、奇妙なことに共和国には共和国製テレビと称する「モンラン」(木蘭)というカラーテレビがある。」
(中略)
「83年初夏だ。その時、平壌で泊まった蒼光山ホテルの私の部屋には、木蘭がおいてあった。で、さっそくこのテレビのウラ蓋を開け、内部をのぞいてみた。
案の定、木蘭の中身は日本製であった。シャープ製真空管やブラウン管でつくられていた。具体的にいうと、60年代末頃から日本で出回り始めた指先ぐらいの大きさのミニチュア管および初期の半導体であるゲルマニウムだった。それらがその中にギッシリと秩序正しく配列されていた。シャープ製とわかったのは、その一つ一つにシャープのマークが入っていたからだ。真空管、ブラウン管にもついていたし、シャシーにもシャープのマークが入っていた。
木蘭は中身はすべてシャープ製の、いうならばケースだけが共和国製のカラーテレビである。ついでにいえば、テレビケースは木製だった。すると誰が考えてもこのようなテレビをつくるのに、建坪8万7千平方メートルもの馬鹿でかい工場は必要ないだろう。
日本では旧型になった古いカラーテレビを輸入し、そこから中身だけを取り出して共和国でつくった木製ケースに入れるだけですむからだ。
こういえば、外国からさまざまな部品を輸入して組み立てることはできるのではないかという人がいるかもしれないが、これも共和国の技術水準では無理がある。
高度な技術を必要とするプリント配線などとてもかなわないのである。」
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これは メッセージ 228043 (sofiansky2003 さん)への返信です.
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