北朝鮮の工業バカ話3
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2006/05/07 12:31 投稿番号: [228043 / 232612]
②ラジオ
「共和国当局者が偽る機器のうち最も多いのは、ラジオをはじめとする各種の電気製品である。共和国と総連中央が大騒ぎして宣伝につとめたものにカラーテレビがあり、電気冷蔵庫がある。」
「しかし国際ホテルなどに置いてあるこれらの製品をみると、電気機器に少し詳しい人ならいずれも日本製であることがわかる。
マークやネーム・プレートなどを取り外したり、削り取ったり、またあるいはケースを取り換えたりしているものの、それが日立やNEC、サンヨー、シャープ製であるのを理解するのにたいした時間はかからない。」
「ラジオからみよう。(中略)
このラジオの表面のダイヤルの上には、朝鮮語で「千里馬」と書かれた絵つきのマークが入っている、内部もそうで、スピーカーの中心部には、朝鮮語の大きな文字で「高声器(拡声器と同じ意味)と記されているシールが張ってある。それに、ご丁寧にも上と下に、朝鮮語と英語で「朝鮮民主主義共和国」「MAID ・IN・ DPRK」と書いてある。
だが、このラジオの中身はまぎれもなく日立製である。裸の真空管にも、真空管にかぶせてあるシールドケースにも小さな日立のマークが入っている。
トランス、コンデンサーもそうであり、スピーカーも日立製だろう。「高声器」のシールこそはずしてみなかったものの、スピーカーだけが唯一「メイド・イン共和国」などというのはありえないだろう。
ひと言でいって、ケース以外はこのラジオは丸ごと日立製である。それに真空管は、日本では第二次大戦が終わって間もない46、7年頃までが全盛のST管といわれる旧型であり、60年代に入ってお蔵入りしたものであるという点だ。これらの事実からすると、このラジオは日本で真空管がGT管(小指ほどのミニチュア管が出現する前につくられたST管より少し小型で性能のよい真空管)にチェンジした時に残った在庫品を、50年代から60年代にかけて日本から輸入し、共和国で組み立てたものとみなすことができる。」
「ついでにいうと共和国製と自称する日立製のこのラジオは、外来客向けの国際ホテルに置いていたこともあってか、一般人民用のラジオと異なり、ダイヤルが固定されていなかった。だからダイヤルを回し、うまくかみ合いさえすれば北京放送も聞けるし、資本主義の国・日本からの電波も少々雑音の入るのが気になるが、聴取できた。しかしどうしたことか、南朝鮮からの放送だけはどうしても聴取することができなかった。」
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これは メッセージ 228042 (sofiansky2003 さん)への返信です.
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