北朝鮮の工業バカ話1
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2006/05/02 23:22 投稿番号: [227995 / 232612]
「暗愚の共和国−北朝鮮工業の怪」には、もっと愚かしいというか、
工業の基本をなすものについて、<なっていない>ことの、
ことが報告されているのですが、一部やや説得力に欠けるところもあります。
(というよりも、不明の部分が多いということでしょうか)
当方にはよく分かりかねるのですが、以下結論部分のみになりますが、
箇条書き的に。
(1)石油化学工業がなっていない。
これは自ら以下のとおり宣伝しているとのこと。つまり皆無。
「わが共和国には、石油化学工業はありません、賢明なる首領のさまの肉親的な慈愛にみちた温かい配慮にもとづいて、人民の健康を害する公害の元凶である石油化学工業はつくらなかったのです。かわりに石炭化学工業をめざましく発展させ、すべての化学物質を生産しています。無尽蔵に産出する石炭があるからです。」
(※)ただですね、中国から原油がパイプラインで入っているのですが、どうして利用しているのか、気になります。
(2)石炭化学工業
北朝鮮には石炭乾留工業の元であるコークスが生産されていないという事実
「石炭化学工業は石炭を乾留することから始まり、この行程から出るガスとコークス、タールなどがその基礎をなる。ガスは、都市ガスになるばかかりか、またガス工業からアンモニア合成原料、メタノール、ヂーゼル油、メチルアルコール、粗製ガソリンのハフサ、化学繊維の原料、化学薬品、染料、医薬品の合成原料や触媒物が得られる。」
「タール工業からはベンゼン、トルエン、医薬品、合成樹脂、合成繊維、染料、農薬、爆薬が、そしてコークス工業からは鉄鋼の還元剤やタール工業の原料が得られる。その他にも数限りなくあり、石炭乾留工業がないことには硝酸、硫酸、塩酸など化学工業に不可欠な酸、アルカリ類も生産できない。
共和国でコークスが独自につくれないということは、石炭乾留工業がまったくないこと」
↓
「それでは、不十分ながらも化学肥料やプラスチック製品がどうして生産できるのか、という疑問がでてくるかもしれない。
(中略)
この疑問に答えるのは容易だ。アンモニア、硝酸、硫酸など酸類、それにカーバイドを輸入して調合すれば、数限りある化学肥料の一工程でも化学肥料は簡単に作れる。また、すでに指摘したようにプラスチックの原料であるプラスチックパウンドを輸入さえすれば、プラスチック製品を加工したり、成型するくらいのことは朝メシ前でる。」
(3)金属工業
「鉄鉱石、銅、鉛や亜鉛から粗鋼(銑鉄)と粗鋼はつくれても、良質の純鉄または純銅などごく限られた範囲でしかない」
↓
(※)こういうことになると以下の状況になるらしいです。
「私は、5年間もこの国に通い続けたものの、一度として共和国のブリキ板や鉄線をどを使って製品化したものを見たことがない。一般家庭ではもちろん、外貨商店においてさえ各種ブリキ缶、油入れ道具類、針金、電線、魚や肉焼網すら見たことがない。唯一あるのは缶詰の缶だったが、私は諸般の事情からして、これさえも輸入したものと思う。クギもしかりで、これも針金ができなければつくれない。だから昔ながらの鍛造で鉄板をつくり、これをこまかく一定の大きさに切って頭の部分を曲げて「犬クギ」のようなものにして使わねばならないのである。
これこそ、共和国においては粗鋼ができても良鉄の純鉄はつくれないこと、いや二次製品の生産材を輸入しても限られた生産量は見込めるかも知れないが、大量に生産されていないことを物語るなによりの証拠ではないだろうか」
(※)ここで大きな疑問が出てくるのは、武器の生産なんですけどね。
良鉄の二次製品・その他がないとカラシニコフ銃や戦車、それに銃弾もできないことになる。著者はそれも見合った生産財さえ輸入できれば問題ないとしているが、はたして。
それにしてもですね。
針金とかクギが無い社会とはどういうことなんだろうと思う。
北朝鮮は日本の置き土産は別として、独立以来ソ連に学んできたはずなのに、
(当時としては中国には技術的には期待できなかったと思う)
以上のような基本的なことができていないというのは、
にわかに信じられないんですけどね。
(next)
工業の基本をなすものについて、<なっていない>ことの、
ことが報告されているのですが、一部やや説得力に欠けるところもあります。
(というよりも、不明の部分が多いということでしょうか)
当方にはよく分かりかねるのですが、以下結論部分のみになりますが、
箇条書き的に。
(1)石油化学工業がなっていない。
これは自ら以下のとおり宣伝しているとのこと。つまり皆無。
「わが共和国には、石油化学工業はありません、賢明なる首領のさまの肉親的な慈愛にみちた温かい配慮にもとづいて、人民の健康を害する公害の元凶である石油化学工業はつくらなかったのです。かわりに石炭化学工業をめざましく発展させ、すべての化学物質を生産しています。無尽蔵に産出する石炭があるからです。」
(※)ただですね、中国から原油がパイプラインで入っているのですが、どうして利用しているのか、気になります。
(2)石炭化学工業
北朝鮮には石炭乾留工業の元であるコークスが生産されていないという事実
「石炭化学工業は石炭を乾留することから始まり、この行程から出るガスとコークス、タールなどがその基礎をなる。ガスは、都市ガスになるばかかりか、またガス工業からアンモニア合成原料、メタノール、ヂーゼル油、メチルアルコール、粗製ガソリンのハフサ、化学繊維の原料、化学薬品、染料、医薬品の合成原料や触媒物が得られる。」
「タール工業からはベンゼン、トルエン、医薬品、合成樹脂、合成繊維、染料、農薬、爆薬が、そしてコークス工業からは鉄鋼の還元剤やタール工業の原料が得られる。その他にも数限りなくあり、石炭乾留工業がないことには硝酸、硫酸、塩酸など化学工業に不可欠な酸、アルカリ類も生産できない。
共和国でコークスが独自につくれないということは、石炭乾留工業がまったくないこと」
↓
「それでは、不十分ながらも化学肥料やプラスチック製品がどうして生産できるのか、という疑問がでてくるかもしれない。
(中略)
この疑問に答えるのは容易だ。アンモニア、硝酸、硫酸など酸類、それにカーバイドを輸入して調合すれば、数限りある化学肥料の一工程でも化学肥料は簡単に作れる。また、すでに指摘したようにプラスチックの原料であるプラスチックパウンドを輸入さえすれば、プラスチック製品を加工したり、成型するくらいのことは朝メシ前でる。」
(3)金属工業
「鉄鉱石、銅、鉛や亜鉛から粗鋼(銑鉄)と粗鋼はつくれても、良質の純鉄または純銅などごく限られた範囲でしかない」
↓
(※)こういうことになると以下の状況になるらしいです。
「私は、5年間もこの国に通い続けたものの、一度として共和国のブリキ板や鉄線をどを使って製品化したものを見たことがない。一般家庭ではもちろん、外貨商店においてさえ各種ブリキ缶、油入れ道具類、針金、電線、魚や肉焼網すら見たことがない。唯一あるのは缶詰の缶だったが、私は諸般の事情からして、これさえも輸入したものと思う。クギもしかりで、これも針金ができなければつくれない。だから昔ながらの鍛造で鉄板をつくり、これをこまかく一定の大きさに切って頭の部分を曲げて「犬クギ」のようなものにして使わねばならないのである。
これこそ、共和国においては粗鋼ができても良鉄の純鉄はつくれないこと、いや二次製品の生産材を輸入しても限られた生産量は見込めるかも知れないが、大量に生産されていないことを物語るなによりの証拠ではないだろうか」
(※)ここで大きな疑問が出てくるのは、武器の生産なんですけどね。
良鉄の二次製品・その他がないとカラシニコフ銃や戦車、それに銃弾もできないことになる。著者はそれも見合った生産財さえ輸入できれば問題ないとしているが、はたして。
それにしてもですね。
針金とかクギが無い社会とはどういうことなんだろうと思う。
北朝鮮は日本の置き土産は別として、独立以来ソ連に学んできたはずなのに、
(当時としては中国には技術的には期待できなかったと思う)
以上のような基本的なことができていないというのは、
にわかに信じられないんですけどね。
(next)
これは メッセージ 227970 (sofiansky2003 さん)への返信です.