月報「北朝鮮問題」拡大版⑥-2
投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/12/18 22:19 投稿番号: [224191 / 232612]
青木
私は文革末期の中国にも似ていると思うんですね。そもそも軍部の力を支えに国民を抑えつつ、一方で政権内部の中心勢力はナンバー2の林彪失脚など内ゲバでほとんど自滅していった。1969年の中国共産党第九回大会では、中央委員の約四割を軍人が占めていましたからね。その結果、軍が最大の権益を握るようになった。これはまさに今の北朝鮮が行っている先軍政治(軍が党や政府を指導する)そのものなんですよ。
ただ、北朝鮮と中国が異なるのは、中国では文革の失敗の後、訒小平のような優れたリーダーが登場し、経済テクノクラートを使って、市場開放政策を実施したことです。また文革前の第八回大会で決定された経済向上という路線がとにもかくにも残っていた。ところが北朝鮮には訒小平のようなリーダーもいなければ、経済テクノクラートも育っていない。だいたい、改革や開放という概念がありませんから。
荒木
文革前の毛沢東には、少なくとも自分が国の指導者だという当事者意識がありました。しかし、今の北朝鮮には金正日をはじめとして、統治者としての責任意識のある人間は育っていません。だから、外国の力に頼るしかないのでしょうね。
これは メッセージ 224120 (komash0427 さん)への返信です.
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