小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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ハルノートと日本陸軍

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/10/27 22:00 投稿番号: [221927 / 232612]
ホワイト・モーゲンソー案の採択を知ったソ連のスパイ、ハリーデクスターホワイトは、暫定案阻止のロビー活動を懇請していた太平洋問題調査会の事務局長、エドーワード・カーターに、「もう大丈夫、満足できる結果になった。」と語ったという。

二十七日、ハル・ノートに接した我が国政府軍部首脳は直ちに連絡会議を開いたが、出席者全員がアメリカ政府の強硬な態度に衝撃を受け、落胆し、和平交渉の前途に絶望した。東京裁判において東郷は、「ハル・ノートは日本に、支那・仏印からの撤兵を要求していた。さらに三国同盟を死文化する条項も含んでおり、日本が之を受諾すれば、三国同盟を日本から破棄する事になり、国際信義の問題となる。この問題を除外しても、日本がハル・ノートを受諾して撤兵し、警察官までも即時引揚げる事になれば、中・南支でも日本がそれまでした事はすべて水泡に帰し、日本の企業は全部遂行できない事になる。
また、南京政府に対する日本の信義は地に墜ち、地方での排日・侮日感情は強くなり、日本人はこの地方から退去しなければならなくなる。

さらにハル・ノートは満洲方面についても同じ事を要求しており、従って日本は満洲からも引揚げなければならなくなり、その政治的影響は自ずから朝鮮にも及び、日本は朝鮮からも引揚げなくてはならない事になる。換言すれば、日本の対外情勢は満洲事変前の状況よりも悪くなり、ハル・ノートは日本が日露戦争以前の状態になるような要求である。これがすなわち東亜における大国としての日本の自殺である。
ハル・ノートは日本に対し全面的屈服か戦争か、を迫るものと解釈された。もしハル・ノートを受諾すれば、日本は東亜における大国の地位を保持できなくなるのみならず、三流国以下に転落してしまうのが、ハル・ノートを知る者全員の一致した意見であった。

従って、日本は自衛上戦争する外ないとの意見に一致した。」と証言し、さらに東条は、キーナン検察官から「証人はハル・ノートを見た事があるか」と質問された際、「これはもう一生涯忘れません」と、ハル・ノートの内容を知った時の驚き、失望、怒りを一言の下に表した。

だが陸軍中堅層の反応は、政府軍部首脳のハル・ノートに対する衝撃落胆と悲痛な決意とは、全く正反対であった。

大本営陸軍部戦争指導班機密戦争日誌
十一月二十七日(昭和十六年)

果然米武官より来電。米文書を以て回答す全く絶望的なりと。曰く

1、四原則の無条件承認

2、支那及び仏印よりの全面撤兵

3、国民政府の否認

4、三国同盟の空文化

米の回答全く高圧的なり。而も意図極めて明確、九国条約の再確認是なり。対極東政策に何等変更を加うるの誠意全くなし。

交渉は勿論決裂なり。之にて帝国の開戦決意は踏切り容易となれり芽出度芽出度之れ天佑とも云うべし。之に依り国民の腹も堅まるべし。国論も一致し易かるべし。

十一月二十八日
一、米の回答全文接受

内容は満洲事変前への後退を徹底的に要求しあり其の言辞誠に至れり尽せりと云うべし。

二、米の世界政策対極東政策何等変化なし現状維持世界観に依る世界制覇なり。

三、今や戦争の一途あるのみ。

十一月二十九日  
吾人は孫子の代迄戦い抜かんのみ。

十二月一日
午後二時より四時に亘り御前会議開催。
正に歴史的御前会議なり。
真に世界歴史の大転換なり。  
遂に対米英蘭開戦の御聖断下れり。
皇国悠久の繁栄は茲に発足せんとす。
百年戦争何ぞ辞せん。   

(1)【ルーズベルト秘録下】一九〇頁。
(2)【ルーズベルト秘録下】二八六頁。
(3)冨士【私の見た東京裁判】八十二〜八十四頁、一一三頁。
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