シゲムー的シナリオ
投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/07/15 17:46 投稿番号: [208531 / 232612]
今年4月に発売された「潮」に掲載されているシゲムー「金正日追放作戦に脅える北朝鮮」からの要旨です。
米国の方針について
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○ライス長官について
・彼女は対社会主義外交の専門家であり、旧ソ連を民主化させ市場経済の導入に踏み切らせる政策に携わった
・彼女の対北朝鮮政策の方針は、人権問題の解決と民主化を突きつけることで体制の変化(政権交代)をもたらそうとしている
○第1期ブッシュ政権の対北朝鮮政策
・当初、悪の枢軸として北朝鮮を非難し、先制攻撃もありうるとした
・中国が北朝鮮の核問題の責任を追うべきであると、途中で戦略転換した
○ブッシュ政権から中国への注文
・北朝鮮の核兵器保有は台湾、日本、韓国へ波及する
・米中で協力して金正日の首をすげかえよう
○これに対する中国の反応
・問題が金正日にあることは同意している
・北京五輪までは大きな混乱を避けたいので手荒なことはできない
こうしたやり取りは北朝鮮にも伝わっているとし、
シゲムーが描く金正日追放シナリオとは
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○「対北朝鮮人権法」
金正日の追放と政権交代をもたらすための道具
この法律は
・毎年20億円を北朝鮮の亡命者に資金援助する
・数万人、数十万人の亡命者を生み出そうとするものである
⇒多数の亡命者の出現は金正日体制を危機に直面させる
・亡命者を抑えるために軍隊を派遣=流血の事態、暴動へ発展
・軍が金正日忠誠派と反対派に分かれて対立させる=政権基盤が崩壊し、体制瓦解へ
←これに対して北朝鮮が打っている手とは
・昨年末から中朝国境警備を強化
・亡命者を見逃していた兵士を処刑
・亡命者の手引きをしていたブローカーを公開処刑
その結果、亡命者が激減。
しかし亡命者は国内にいても生きることができないので増加するのは時間の問題、としている
6カ国協議開催の展望について
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・北朝鮮が開催に応じなければ、米国は安保理に付託する
・国連には対北朝鮮強硬派のボルトン国連大使がてぐすね引いて待っている(まだ上院で承認されていない。もうじきか?)
だから北朝鮮は協議に復帰せざるを得ない、のである(←伊豆見教授とは違う結論)
とはいいつつも、米国と北朝鮮の要求には天と地ほどの隔たりがあるとして、
・北朝鮮にとっては、核開発を全面的に放棄し、各国の支援を受け入れることが生き残りの唯一の方法である
・しかし金正日にとっては核開発の放棄は、政権の死を意味すると考えている
(ここで「北朝鮮」と「金正日」をシゲムーは明確に分けている)
(本文は後で掲載します)
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