小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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戦犯合祀は第二の統帥権侵害⑤

投稿者: shinzerosen 投稿日時: 2005/06/11 19:43 投稿番号: [206157 / 232612]
梅原猛国際日本文化研究センタ−顧問は、次のように靖国のイデオロギーを鋭く批判しています。「靖国神社は今でも戦争について何の反省もしていないところを見ると、その霊性は昔の超国家主義を棄ててはいないのだろう。」「してみると、昭和53年、ここに東条首相などの霊が合祀された時、靖国の霊たちはその霊を喜んで迎え、東条首相の霊を首霊にしたに違いない。おそらく靖国神社には今でも東条首相の「鬼畜米英一億玉砕」という甲高い絶叫が響いているのであろう。こういう神社に参って、小泉首相が「もう二度と戦争は起こしません」といえば、東条首相らの霊は「何をいってる、この臆病者めが」と一喝するに違いない。」

  近代的な立憲君主を目指された昭和天皇は、超国家主義を主張する人々を嫌悪されていました。昭和天皇は、自ら危機に至る過程に関わり、自分の意志が曲げられて、国が間違った方向に行ってしまったこと、また何者がそれに関わったかを、はっきりと認識していました。天皇は、昭和の戦争の時代に、首尾一貫平和を希求していました。



  「天皇の平和希求の意向をことごとくないがしろにして戦争の旗を振り、国を危うきに至らしめた者たちと、その旗のもと軍の命令に従って死地に赴いた英霊とが、同じ場所で同じように顕彰されていいものであろうか。」このA級戦犯合祀への私の最大の疑義は、昭和天皇はこの合祀を受け入れ難く、そのために打てる手は打っていたはずなのに残念、という点につきます。

  公式参拝、すなわち首相が天皇の代わりに行くという政治行為を、政治家は自ずからどう考えているのか。ちなみに、かつて戦犯の疑いで巣鴨プリズンに拘留された岸信介元首相が率いた旧岸派(その後福田派→安部派→森派)に属する人々は、前森首相、現小泉首相、安部自民党幹事長代理など派閥ごと、戦争責任を曖昧にする綿々とした文化を持っている、という興味深い指摘があります。
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