小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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>>北内部の対立説1/3

投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/05/15 01:25 投稿番号: [203416 / 232612]
  93年12月初め、平壌では労働党中央委員会が驚くべき承認を行なった。経済7ヵ年計画の終了を締めくくる会議で、労働党は計画の主要目標を達成できなかったと公式に発表、北朝鮮経済が[深刻な状況]に陥っていると告げたのである。同盟国や貿易相手国の崩壊、国内の経済停滞の影響を受けて、「社会主義の楽園」は4年連続のマイナス経済成長に苦しんでいた。かつて韓国と肩を並べていたGNPは、急成長を続ける韓国経済の16分の1に落ち込んだと推定され、格差は急速に広がっていた。

  従来の重工業に力点を置く、7年間の新規計画を採用する代わりに、労働党は農業、軽工業、対外貿易を再優先課題とする3年間の移行期間を設ける決定を下した。「社会主義建設」という勇ましい言い回しの裏に隠された転換の意味は明白だった。北朝鮮の指導層は目標を下げて、生存だけを目指すことにしたのだ。国民に食糧を満足に与えられず、衣料やほかの消費物資を十分に供給できなくなったからこそ、農業と軽工業が新たに強調されることになった。自給自足的指令経済を基本的に変化させることなく状況を好転させるために、北朝鮮は輸出に救いを求めた。しかし、外国がほしがるような売り物はほとんどなかった。

  金日成は、その年の最も重要な政策発表の機会である、国民向けの年頭演説で経済転換方針を承認した。北朝鮮の国民は近く「米と肉入りのスープを食べ、絹の衣服を着て、瓦屋根の家に住むことができるようになる」と、金日成は62年以来、ひっきりなしに繰り返してきたが、そうしたいつもの目標は消し飛んでいた。金日成はこの7ヵ年計画の間に「予想外の国際的な出来事と国内の深刻な状況により、経済建設は相当な困難と障害に直面した」と認めた。また、新たな優先課題を自らも支持したうえで、国内情勢は「複雑かつ緊迫している」と述べた。

  金日成がこれまでの永遠不滅と思われた公式の楽観姿勢を突然放棄したことは、神が物事は天国でのようにうまく進むわけではないと発表するようなものである。この方針転換に輪をかけて衝撃を与えたのは、80歳代の首席が半引退状態から復帰し、毎日の政務に自ら関与し出したことだった。米国の専門家は、これを80年に後継者として公式に選ばれた長男、金正日の仕事ぶりに満足していない表れと解釈した。

  晩年の金日成が自国の問題点についてどの程度知っていたのか、あるいは知ろうとしていたのかは議論が分かれる点である。北朝鮮や各国の各種情報源によると、金正日は政府と党の管轄権を徐々に強めていた。92年の誕生日の直前、金日成はワシントン・タイムズ紙に対し、依然として「一部の対外的な仕事」に従事しているが、「北朝鮮の国内問題に関しては、すべて[金正日に]任せている」と語っている。

  それでも、北朝鮮の姜成山(カンソンサン)首相の義理の息子で、韓国に亡命した康明道(カンミョンド)によると、金日成が再び経済政策に関わり始めたのはこのインタビューの前からのことだった。91年後半ないし92年初めに、姜成山は、中ロ国境に接する戦略的に重要な咸鏡北道(ハムギョンブツド)での絶望的な経済状況を「偉大な指導者」にありのまま報告した。姜成山は当時、咸鏡北道の責任者をしていたのだ。彼は過去2回首相を務め、金日成の抗日ゲリラ部隊指揮官の息子でもあった。それまで公式ルートで得ていたバラ色の報告とはあまりに対照的だったことから、金日成は92年3月を皮きりに経済情勢に関する労働党の会議を矢継ぎ早に開催する。年末、当時の首相は解任され、姜成山は呼び戻され、3度目の首相を務めることになった(姜成山は97年2月まで首相)。93年初め、金日成は経済問題について拡大政治局会議を主宰、その討議に基づいて、12月に発表する新経済政策を引き出すのである(『二つのコリア』p350より)。

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  93年末は、核査察をめぐり米国と対立を深める一方、国内経済の立て直しのために「社会主義建設」という看板を取り下げ、生き残ることに焦点を絞り、そのために「偉大な指導者」金日成は無能な?金正日を差置いて、現場に復帰されたようです。
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