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これが、大阪人の正体か。

投稿者: georgia_antivirus 投稿日時: 2005/05/03 23:50 投稿番号: [202238 / 232612]
2運転士「救助せず」に遺族ら憤り   JR西は会見で謝罪


  脱線し、大破した車両の中や外でうめく乗客たち。乗りあわせた2人のJR社員は、その姿に背を向け、自分たちの職場へと急いだ。周辺の工場や住宅からは大勢が駆けつけ、まさに懸命の救出も始まっていた。乗客の命を最優先に考える「鉄道マン」としての誇りはどこへいったのか。遺族や現場周辺からは、驚きや怒りの声が改めて広がった。

  住民、工場の従業員、卸売市場の業者、中学校の教職員……。あの日、発生直後の現場では、大勢の市民が救助活動にあたった。

  近くの自動車工場から駆けつけた男性従業員(57)は「自分の仕事なんかほったらかしてでも、みんな何とかしようとしていた。JRはまだまだなにか隠しているんじゃないか」とあきれる。

  電車が激突した尼崎市のマンション「エフュージョン尼崎」4階に住む会社員岩田和晃さん(28)は「まさか」と絶句。「車で言うならひき逃げと一緒。たとえ本人が運転していなくても乗客や消防士が救助に当たっている中、JRの社員なら残るのが当たり前です」と厳しく批判した。

  現場近くに設けられた献花台にはこの日も、多くの参列者が花を供えた。

  亡くなった男子大学生(18)の小中学校時代の同級生で、伊丹市の専門学校生の女性(18)は「『ふざけるな』と言いたい。JR宝塚線が再開しても、絶対に乗らない」と言った。

  1両目に乗っていた大学2年増井菜々さん(20)は「近くの住民が救助してくれたのに、JR社員が何もしないなんて信じられない。JRは事故のあと、言っていることがおかしいと思っていたが、これでさらに信頼できなくなった」と話した。

  犠牲者の遺族は「社員教育の徹底を」と訴える。

  「気が動転している時こそ、乗客の人命・安全を第一に行動してほしかった」。事故で亡くなった同市の会社員勝部晃奈さん(22)の父直義さん(49)は唇をかんだ。テレビニュースで事実を知り「あー、やっぱり。安全教育をおろそかにしてきた組織だったんだ」と思ったという。

  亡くなった兵庫県川西市の会社員九鬼哲次さん(37)の妻知美さん(32)は、JR西日本の対応を見てがっかりした。

  「現場を去った職員もある意味、夫と同じ被害者の一人。そういう人たちをつるし上げて済む問題だろうか。社員教育を一からやり直すというならまだしも、社員個人への処分を検討するというのは矛先が間違っている。JRにとって、事故なんてひとごとなんでしょうか。そういう社風なんでしょうか」と、寂しそうに語った。

       ◇

  JR西日本は3日の本社会見で、脱線事故に直面した2人の現役運転士が救助活動に加わらず、現場を離れたことについて、「誠に遺憾」と謝罪した。

  「2人の運転士が救助せずに会社に向かったとの報道があるが」

  報道陣の質問に、鉄道部門の最高責任者である徳岡研三専務は「当然救助すべきで、申し訳ない。誠に遺憾で残念」と述べ、唇をかみしめた。

  同社によると、2日に大阪支社に確認し、初めて把握したという。

  村上恒美・安全推進部長は、2人が現場を離れた理由を「非常に大きな事故で気が動転して、とりあえず職場に向かった」と釈明した。自分の乗務に遅れるのを心配したためでは、との指摘に対しては、村上部長は「聞いていない」とのみ答えた。
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