黄長菀の北朝鮮論3
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2005/03/21 17:08 投稿番号: [194154 / 232612]
中国の仲裁
期待せず
Q
6カ国協議参加国は、今さかんに外交的な動きを見せて、北朝鮮を引き戻そうとしていますが、6カ国協議の今後の展望はいかがですか。
A
私は6カ国協議に大きな期待はもっていません。もし、6カ国協議を通じて、中国が仲裁の役割を果たすと期待するとしたら、それは間違った考えだと私は確信しています。核問題を解決する準備として世界の世論を正しい方向に導く、そういう手段としての6カ国協議は必要だが、それ自体が何かの力をもつと、例えば中国の仲裁によってが解決すると考えたら、バカな考えだと。私は確信しています。
Q
中国がどのような考えを持っているのか非常に見えづらいのですが。
A
深く考える必要はないのではないでしょうか。中国は北朝鮮と同盟関係をもっています。そのことですべてが分かるでしょう。彼らは全面的に北朝鮮の立場を代弁しています。私はそのことを確信をもって言うことができます。
ただ、北朝鮮と中国の間には立場の違いはあります。中国の根本的な利益は平和にあり、アメリカ、日本と妥協して市場経済を発展させ、高度成長を引き続き維持しようとしています。そして経済規模がアメリカを追い越すことを第一の国益と考えています。だから彼らは、金正日が戦争を起こすことには絶対反対です。この問題に対しては、彼らは露骨です。南侵の戦争には絶対に賛成することはできないと。
しかし、北侵戦争、もしくは南朝鮮(韓国)主導の統一は、とりもなおさず最終的な競争相手であるアメリカの勢力が鴨緑江まで進出することを意味するので許すことができないと考えています。だから、中国に期待をかけるのは、戦争を抑制するということではいいと思います。
金正日は、戦争を起こした瞬間、自身が滅びることを知っています。ましてや中国も反対している状況では戦争を起こせません。核兵器を使っての戦争は、万一の偶然、例えば精神病にかかってそういうことをするということはあり得ても、彼が正常な精神状態であれば心配はないと思います。心配がないのに心配させるのが金正日の戦術です。それは、どこかの犬が吼えていると考えればいいのに、その彼の戦術に応じて踊っている人が結構いるのです。
<「心がないのに心配させるのが金正日の戦術です。>北朝鮮の核とミサイル問題は、突き詰めるといつもここに行き着く。
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これは メッセージ 194152 (sofiansky2003 さん)への返信です.
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