>核問題への関与
投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/03/20 11:17 投稿番号: [193795 / 232612]
90年代以前、朝鮮半島での米国の核兵器政策は、核兵器の存在を肯定も否定もしないという立場だった。
Neither Comfirm Nor Deny(NCND)。
ソ連の崩壊を受け、ブッシュ政権は戦術核兵器を世界中から一方的に撤廃すると表明。
91年秋に米国は朝鮮半島から戦術核兵器を撤廃。
この動きを受け、
91年12月に南北間で「和解と協力・交流」と「朝鮮半島非核化のため」の2つの合意文書を締結。
北朝鮮側の背景には
90年代のはじめソ連が崩壊し、改革を推進する中国は韓国と接近。
東欧をはじめとする共産主義陣営が崩壊し、孤立を極める。
政治的、経済的な孤立から抜け出るために、北朝鮮は日本、米国との関係を改善し、政治的経済的な支援を獲得しようとする。
・90年か91年に金丸訪朝(金丸VS金日成)⇒日朝国交交渉がスタート
・92年1月には米朝高官協議(カンターVS金容淳)⇒核査察に調印、査察スタート
核兵器開発疑惑を払拭し、日米の支援のもとに国力増強を実現しようとした。
しかし、日朝交渉は田口八重子さんの問題で紛糾。核査察も疑惑だらけで、終いにはNPT脱退を宣言。
94年に一触即発の事態を迎える。
これは米朝枠組み合意でなんとか乗りきったが、国内経済は重大な危機に直面。
90年代半ばから後半にかけて、200万人とも300万人と推定される餓死者をだす。
こうしてみると、92年まで北朝鮮は核疑惑を払拭して日米と関係改善を図ろうとしていた感じ。
国のトップは金日成から金正日へ交替。
94年以降、核兵器開発を脅しの手段として、食糧・資金援助をもぎ取る方向へ、明確に「路線転換」。
今年中に、核廃棄の決着をつけないと、本当にこれからさき、ヤバイかも。
2006年 自民党総裁選(世論次第。北朝鮮との我慢比べ)
2007年 韓国大統領選(親北だろうが反共だろうが「反日」が基軸の政権になりそう)
2008年 米国大統領選(ヒラリーあたりがでてくると、夫の「遺志」を継いで米朝国交樹立を企てそう)
いずれにしても来年から外交の真空地帯が出てきてしまうと、今よりももっとペースが落ちてしまうかも。
独裁国家と対決する民主主義体制の、いわば弱点か。
これは メッセージ 193766 (rachi_yamero さん)への返信です.
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