sofiansky2003さんへ回答 2/2
投稿者: rachi_yamero 投稿日時: 2004/12/01 07:23 投稿番号: [160967 / 232612]
(2)古い歴史のある母国語「支那」を嫌うということがあるのか
支那では女真族(満州人)の帝国である清国が衰退してから、中華民国建国までの間、何の疑いもなく「支那」を自称していますが、中華民国建国と同時に専らその略称「中国」を使用することになり、漢字文化圏諸国に対して「中国」と呼べと要求するようになります。国家の体をなさない時期の弱々しいイメージがこびりついた「支那」をやめ、世界の中心を意味し、古代から伝わる尊大きわまる尊称である「中国」を自称することは民族の自尊心を鼓舞する上でさぞ効果的であったと思われます。ただし日本では中華思想華夷秩序の象徴のような「中国」呼称を嫌ったことから外交的軋轢があったようで(詳しく調べ切れていませんが中華民国との間の外交文書において支那語テキストにある「中国」を日本語テキストで「支那」と“翻訳”したのではないかと想像しています)、以後終戦まで公式に「中国」呼称を使用することはありません。
終戦後中華民国政府は占領期の日本に対してあらためて公式に「支那」のかわりに「中国」を使用することを要求し、日本はこれを受け入れたため、現在まで学術用語を除いて、公文書、放送、マスコミ、出版業界などあらゆる場所で「支那」が使用されないことになりました。
「支那」は蔑称だから使用してはいけないとの主張は、それでも「中国」を嫌い「支那」を使い続ける日本人がいたことに対抗する目的で流布された政治宣伝であると思っています。
最後にひとこと付け加えますと、強制されているのでない限り、何処の誰が「中国」を使用しようと「支那」を使用しようと私はまったく気にしません。しかし「中国」使用を強制する風潮には反対します。そのために「支那」は差別語であるというデマ宣伝だけは否定しておかなければならないと考えています。
これは メッセージ 160966 (rachi_yamero さん)への返信です.
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