小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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東京裁判

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/11/26 21:40 投稿番号: [160234 / 232612]
昭和21年5月3日に始まった東京裁判 (極東軍事裁判)の冒頭陳述において、キーナン検事は、日本は昭和3年以来、「世界征服」の共同謀議による侵略戦争を行ったとのべた。

被告等が東アジア、太平洋、インド洋、あるいはこれと国境を接している、あらゆる諸国の軍事的、政治的、経済的支配の獲得、そして最後には、世界支配獲得の目的を以て宣戦をし、侵略戦争を行い、そのための共同謀議を組織し、実行したというのである。「夢にも思い及ばざること」と、東条は呆気にとられて答えるほかはなかった。

この時「田中上奏文」は、連合国が日本を裁くうえで重要な根拠とされたようである。「田中上奏文には、天皇も承認した日本の世界制覇の計画が書いてあり、それを実行に移したのが、昭和3年の張作霖爆殺事件とその後の日本の行動である。」というわけである。
 
日本人弁護人の中心となった清瀬一郎は、1927年からの「世界侵略の共同謀議」が、田中メモリアルに基づいているのではないか、と気がついた。そこで弁護団は田中メモリアルが偽書であることを証明する戦術をとった。
 
蒋介石の部下、秦徳純は次のように証言した。
「私は、中国におけるきわめて普遍的な印刷物によったもので、そのなかには「田中の世界侵略計画」、つまり第一段階で満蒙侵略、第二段階で華北の侵略、第三、第四段階では1940年の(41年の誤り)真珠湾攻撃となって現れるのである。」
 
林逸郎弁護人が「日本文の原文を見たことがあるのか」と尋ねた。秦は「見たことはない」と答えた。
 
ウェッブ裁判長が聞いた。
「私はただ一つだけ証人にお聞きしますが、あなたは田中メモリアルといわれるものの真実性について、何か確信を持っているのであるが、それとも疑う理由を持っているのですか。」
「私は、それが真実のものであることを証明はできないし、同時に真実ではないことを証明することもできない。しかし、その後の日本の行動は、作者田中が、素晴らしい予言者であったように、私には見えるのである。」
 
結局、キーナン首席検事は証拠として提出することはしなかった。判事団も、「田中上奏文」が偽書であることに気づかざるを得なかったと推測される。
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