田中上奏文
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/11/26 21:29 投稿番号: [160232 / 232612]
「田中上奏文」というものがある。昭和2(1927)年に首相となった陸軍大将・田中義一から天皇に進言された政策文書とされたもので、
世界を征服しようと欲するなら、まず中国を征服せねばならない。中国を征服しようと思うなら、まず満州と蒙古を征服しなければならない。
我が国は満州と蒙古の利権を手に入れ、そこを拠点に貿易などをよそおって全中国を服従させ、全中国の資源を奪うだろう。中国の資源をすべて征服すればインド、南洋諸島、中小アジア諸国そして欧州までが我が国の威風になびくだろう。
などというとんでもない内容の文書である。
昭和2年(1927)4月20日、田中内閣は発足した。中国では、軍閥、コミンテルン、共産党等が絡む事件が続き、我が国の対応が難しくなっていた時代である。「田中上奏文」の計画の実行の第一歩とされたのが、昭和3年6月の関東軍による張作霖爆殺事件である。
しかし実際は、張作霖事件の勃発を知るや、昭和天皇は暴走する軍部を懸念し、事件の真相解明を強く求めた。ところが、田中は陸軍とはかりもみ消しをしようとした。天皇は激怒し田中は辞職したのである。
さすがに、戦後になって、このおどろおどろしい「上奏文」は偽造文書であるということが証明された。英米の代表的な百科事典ブリタニカにも”田中メモリアル”は、偽造されたものであると書かれているそうである
これは メッセージ 160227 (hangyosyufu さん)への返信です.
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