教育大国日本
投稿者: mutekinozerosen 投稿日時: 2004/09/20 19:53 投稿番号: [151818 / 232612]
草の根からこんなノウハウが生まれるかね、半島の諸君。
■1.10頁全文暗唱!?■
兵庫県中部にある朝来(あさご)町立山口小学校での事。赴任2年目で4年生を担当していた陰山英男先生は、あるお母さんが家庭連絡に書いてきた内容に信じられない思いがした。
そのお母さんの男の子は国語が苦手だった。陰山先生が「一つの花」という長い物語の音読を宿題に出していたのだが、「何度も読んでいるうちに全部暗記してしまったようです」とそのお母さんが書いてきたのである。その物語は10頁もあって、とても覚えきれるものではない。
そこで休み時間にその男の子を呼んで試してみると、その子はすらすらと暗唱を始めた。他の子どもたちも、それを聞きつけて集まってきた。全部暗記などできるわけがない、と思っていた子どもたちも、だんだん進むにつれて、その子を応援するようになった。詰まりかけて、顔をしかめると「あれやがなあれ」と、一生懸命応援する。最後の方では、運動場で遊んでいた子どもたちも駆けつけて、興奮状態になった。その子が最後まで暗唱すると教室中にウォーと大きなどよめきが起きた。
他の子供たちが、自分も暗唱したい、と言い出したので、陰山先生は、次の算数の時間を国語に切り替えて、暗唱をさせた。3日ほどでクラス全員が暗唱できるようになった。
■2.もっとやりたかったのは素読■
この出来事をきっかけに陰山先生が調べてみると、いろいろな民族が幼少時の暗唱を伝統的な教育方法として大切にしている事が分かった。たとえばユダヤ民族では、幼い子どもたちにユダヤ教の経典を暗唱させる、フランスでは詩や物語の一節を暗唱させる事を正規の授業としている、等々。
日本においても素読といって、古典を暗唱させる方法は武家の伝統的な教育だった。この素読はやってみると、生徒たちに一番人気があった。一人の生徒は一年間の終わりにこう感想文に書いている。
私は5年生でやった学習でもっとやりたかったのは素読です。最初、先生から素読のプリントを渡されたとき、「えーこんなん覚えるのー」と思っていました。けれど、少しずつやっていくと簡単に覚えられるようになっていった気がします。どんどん先生はむずかしいのをだすけれど、少しずつ覚えていくと、すぐに覚えられました。とてもうれしかったです。
私は、最初「こんなの役に立たないんじゃないの?」と思っていたけれど、私は覚える力がついたのだと思います。よかったなあと思います。
■3.基礎学力は「生きる力」■
素読を進めていくと、子どもたちは自分自身の力が伸びていることを体で感じ、強い自信を持つ。それがさらにより困難なものにも挑戦しよう、という気概を生む。さらに先人の優れた文章を自分の血肉にすることで、生き方や哲学を学び取る。
陰山先生はこうした経験から「暗記暗唱は決して子供の個性を奪う学習でなく、基礎基本の力として子供の学力の土台となって子どもたちの高度な学習を支える大きな力となるものである」と主張する。
この最初のクラスの50人あまりの子どもたちのほとんどは、地元の公立中学、公立高校へと進んでいった。決して受験校ではない。進学塾もない地域である。それなのに大学受験の結果を見てみると、神戸大医学部2名、大阪大学理学部、東北大学歯学部など、並みいる難関校に続々と合格していった。
個性的な生き方を選んだ子どもたちもいる。国際ボランティアやゲームクリエーターを目指す子もいた。早く働きたいからと高校でたくさん資格をとって、希望の仕事についた子もいる。
基礎学力はまさしく基礎です。何かを考え、何かを決断し、何かを切り開く力なのです。つまり、すべての子の生きる力となっているのです。[1,p113]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h14/jog230.html
「神戸大医学部2名、大阪大学理学部、東北大学歯学部など、並みいる難関校に続々と合格していった。」
これらは日本のトップ校ではないが、世界500校のなかで半島の最上校はこれらよりも(上だったか)下だったか。
■1.10頁全文暗唱!?■
兵庫県中部にある朝来(あさご)町立山口小学校での事。赴任2年目で4年生を担当していた陰山英男先生は、あるお母さんが家庭連絡に書いてきた内容に信じられない思いがした。
そのお母さんの男の子は国語が苦手だった。陰山先生が「一つの花」という長い物語の音読を宿題に出していたのだが、「何度も読んでいるうちに全部暗記してしまったようです」とそのお母さんが書いてきたのである。その物語は10頁もあって、とても覚えきれるものではない。
そこで休み時間にその男の子を呼んで試してみると、その子はすらすらと暗唱を始めた。他の子どもたちも、それを聞きつけて集まってきた。全部暗記などできるわけがない、と思っていた子どもたちも、だんだん進むにつれて、その子を応援するようになった。詰まりかけて、顔をしかめると「あれやがなあれ」と、一生懸命応援する。最後の方では、運動場で遊んでいた子どもたちも駆けつけて、興奮状態になった。その子が最後まで暗唱すると教室中にウォーと大きなどよめきが起きた。
他の子供たちが、自分も暗唱したい、と言い出したので、陰山先生は、次の算数の時間を国語に切り替えて、暗唱をさせた。3日ほどでクラス全員が暗唱できるようになった。
■2.もっとやりたかったのは素読■
この出来事をきっかけに陰山先生が調べてみると、いろいろな民族が幼少時の暗唱を伝統的な教育方法として大切にしている事が分かった。たとえばユダヤ民族では、幼い子どもたちにユダヤ教の経典を暗唱させる、フランスでは詩や物語の一節を暗唱させる事を正規の授業としている、等々。
日本においても素読といって、古典を暗唱させる方法は武家の伝統的な教育だった。この素読はやってみると、生徒たちに一番人気があった。一人の生徒は一年間の終わりにこう感想文に書いている。
私は5年生でやった学習でもっとやりたかったのは素読です。最初、先生から素読のプリントを渡されたとき、「えーこんなん覚えるのー」と思っていました。けれど、少しずつやっていくと簡単に覚えられるようになっていった気がします。どんどん先生はむずかしいのをだすけれど、少しずつ覚えていくと、すぐに覚えられました。とてもうれしかったです。
私は、最初「こんなの役に立たないんじゃないの?」と思っていたけれど、私は覚える力がついたのだと思います。よかったなあと思います。
■3.基礎学力は「生きる力」■
素読を進めていくと、子どもたちは自分自身の力が伸びていることを体で感じ、強い自信を持つ。それがさらにより困難なものにも挑戦しよう、という気概を生む。さらに先人の優れた文章を自分の血肉にすることで、生き方や哲学を学び取る。
陰山先生はこうした経験から「暗記暗唱は決して子供の個性を奪う学習でなく、基礎基本の力として子供の学力の土台となって子どもたちの高度な学習を支える大きな力となるものである」と主張する。
この最初のクラスの50人あまりの子どもたちのほとんどは、地元の公立中学、公立高校へと進んでいった。決して受験校ではない。進学塾もない地域である。それなのに大学受験の結果を見てみると、神戸大医学部2名、大阪大学理学部、東北大学歯学部など、並みいる難関校に続々と合格していった。
個性的な生き方を選んだ子どもたちもいる。国際ボランティアやゲームクリエーターを目指す子もいた。早く働きたいからと高校でたくさん資格をとって、希望の仕事についた子もいる。
基礎学力はまさしく基礎です。何かを考え、何かを決断し、何かを切り開く力なのです。つまり、すべての子の生きる力となっているのです。[1,p113]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h14/jog230.html
「神戸大医学部2名、大阪大学理学部、東北大学歯学部など、並みいる難関校に続々と合格していった。」
これらは日本のトップ校ではないが、世界500校のなかで半島の最上校はこれらよりも(上だったか)下だったか。
これは メッセージ 151810 (super_arashi_souhonzan さん)への返信です.