金体制は賞味期限切れ
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/07/28 20:23 投稿番号: [145347 / 232612]
金正日の性格とかやり方を理解しようとする場合、
手っ取り早いのは、月刊現代の「金正日独白録」だと思うのですが、
このトピでも過去に紹介がありました。
本物かどうかはよく分かりませんが、よくできているものと思います。
古来、「贋作」は“よくできているもの“ですが、私としてはさもありなんということで、
一応内容には信頼をおいています。
http://kodansha.cplaza.ne.jp/mgendai/200301/index.html
>独白録から読み取れる人物像
>この独白録から透けて見える金正日の人物像は、冷徹、独善的、干渉的、無責任といったものであろう。同時に、一時期日本でいわれていたような放蕩息子ではなく、頭脳明晰で、合理的判断に基づき即断即決するタイプの知日派指導者であることもうかがい知れる。
韓国政府で北朝鮮研究を行う統一部の丁世鉉長官に金正日像を聞いた。
「金日成亡き後10年近くにわたって、苦難の続く北朝鮮を完全掌握していることや、金大中大統領と3日間ぶっ通しの交渉をやり遂げたことなどを勘案しても、相当の能力を持った人物だと認識しています」
金正日と会談した小泉首相とか安倍幹事長も合理的判断ができる指導者というような、前向きの判断をしているようです。
ところが公式に出てくる政策とか方針は、国際常識的なものではなく、硬直的・独善的なものばかり。
それゆえに、日本では拉致問題の前進には金正日と直接話し合わないと前進しないというような期待が出てきたものと思います。
ということなんですが、問題は彼の個性とかにあるのではなく、やはり総合的能力みたいなものだと思います。
以下は結果論ですが、何か愕然たるものを覚えます。
89年に東欧の社会主義体制が崩壊し、ソ連も解体の過程に入っていてそれは誰も眼にも明らかなことで、これらの国では民主化とか市場主義化ということがキーワードになっていたと思います。
北朝鮮でも、それまではソ連から安価な石油が入っていたのにこれらも含めて大きな変化が避けられないはずであった。
こういう大きな変化を迎えたときに、金日成(94年死亡)・金正日親子は重要な政策も対策も打ち出そうとしなかったし、打ち出せなかったのではないかと思うのです。
それはもう自然体なら韓国による吸収しかなかったはずです。
この重要な時期に、金正日は時代錯誤的な「社会主義は科学」(94.11)という精神主義を打ち出している。
http://www.piks.or.tv/date/kimjongil.htm
ソ連・東欧の社会主義が崩壊したのは、官僚主義のせいで思想教育・人間改造が足りなかったということで、
要は、従来の思想教育・社会主義路線をもっと強化することを強調しているようです。
89年で社会主義は賞味期限切れ、一党独裁で生き延びるとすれば、中国・ベトナム型で改革・開放するしかない。
しかしながら一党独裁どころか金氏独裁の北朝鮮はそれも選択できず(全面開放は絶対にできない)、なすすべもなく95年以後現在まで続く<恒常飢餓>に突入しています。
金正日が、95年からの「苦難の行軍」というときに、これはもう為政者としては極めて無責任な言葉だと思います。
米国の政策によりという時には、それはもう米国に対する敗北宣言でしかない。
さて、彼が中国等に亡命するのかどうか?
仮にそのようなことになったとしても、彼及び一族の命を狙う北朝鮮国民は脱北者はじめ無数にいるわけで、モスクワ・北京であろうと、地球上どこにも安住の地はないと思います。
また、現行の人権侵害で生物化学兵器の実験とかがさらに明確になってくれば、国際裁判所での被告にもなりかねないのではないか(セルビアの元大統領ミハイロビッチみたいなもの)。
もっとも彼がどこまで考えているのか知りませんが。
さて、金正日が突然無くなったときに北朝鮮はどうなるのかということですが、これはもうよく分かりません。
労働党大会はもう10年以上開かれていなくて、党の組織も麻痺しているようですし、最高権力機関である国防委員会の副委員長は高齢者です。
スムーズに権力を移行させるといっても、集団指導とか院政というのは、肩書と序列がものをいう北には馴染まないということで、やはり誰か親分を強烈な独裁者を立てざるをえないのではないでしょうか。
それは金氏一族なのか軍の有力者なのか分かりません。
しかしそうしながら、少しずつ中国・ベトナム型に移行していくのではないかと思います。
ただし現在よりもかなりましなものと予想します。
手っ取り早いのは、月刊現代の「金正日独白録」だと思うのですが、
このトピでも過去に紹介がありました。
本物かどうかはよく分かりませんが、よくできているものと思います。
古来、「贋作」は“よくできているもの“ですが、私としてはさもありなんということで、
一応内容には信頼をおいています。
http://kodansha.cplaza.ne.jp/mgendai/200301/index.html
>独白録から読み取れる人物像
>この独白録から透けて見える金正日の人物像は、冷徹、独善的、干渉的、無責任といったものであろう。同時に、一時期日本でいわれていたような放蕩息子ではなく、頭脳明晰で、合理的判断に基づき即断即決するタイプの知日派指導者であることもうかがい知れる。
韓国政府で北朝鮮研究を行う統一部の丁世鉉長官に金正日像を聞いた。
「金日成亡き後10年近くにわたって、苦難の続く北朝鮮を完全掌握していることや、金大中大統領と3日間ぶっ通しの交渉をやり遂げたことなどを勘案しても、相当の能力を持った人物だと認識しています」
金正日と会談した小泉首相とか安倍幹事長も合理的判断ができる指導者というような、前向きの判断をしているようです。
ところが公式に出てくる政策とか方針は、国際常識的なものではなく、硬直的・独善的なものばかり。
それゆえに、日本では拉致問題の前進には金正日と直接話し合わないと前進しないというような期待が出てきたものと思います。
ということなんですが、問題は彼の個性とかにあるのではなく、やはり総合的能力みたいなものだと思います。
以下は結果論ですが、何か愕然たるものを覚えます。
89年に東欧の社会主義体制が崩壊し、ソ連も解体の過程に入っていてそれは誰も眼にも明らかなことで、これらの国では民主化とか市場主義化ということがキーワードになっていたと思います。
北朝鮮でも、それまではソ連から安価な石油が入っていたのにこれらも含めて大きな変化が避けられないはずであった。
こういう大きな変化を迎えたときに、金日成(94年死亡)・金正日親子は重要な政策も対策も打ち出そうとしなかったし、打ち出せなかったのではないかと思うのです。
それはもう自然体なら韓国による吸収しかなかったはずです。
この重要な時期に、金正日は時代錯誤的な「社会主義は科学」(94.11)という精神主義を打ち出している。
http://www.piks.or.tv/date/kimjongil.htm
ソ連・東欧の社会主義が崩壊したのは、官僚主義のせいで思想教育・人間改造が足りなかったということで、
要は、従来の思想教育・社会主義路線をもっと強化することを強調しているようです。
89年で社会主義は賞味期限切れ、一党独裁で生き延びるとすれば、中国・ベトナム型で改革・開放するしかない。
しかしながら一党独裁どころか金氏独裁の北朝鮮はそれも選択できず(全面開放は絶対にできない)、なすすべもなく95年以後現在まで続く<恒常飢餓>に突入しています。
金正日が、95年からの「苦難の行軍」というときに、これはもう為政者としては極めて無責任な言葉だと思います。
米国の政策によりという時には、それはもう米国に対する敗北宣言でしかない。
さて、彼が中国等に亡命するのかどうか?
仮にそのようなことになったとしても、彼及び一族の命を狙う北朝鮮国民は脱北者はじめ無数にいるわけで、モスクワ・北京であろうと、地球上どこにも安住の地はないと思います。
また、現行の人権侵害で生物化学兵器の実験とかがさらに明確になってくれば、国際裁判所での被告にもなりかねないのではないか(セルビアの元大統領ミハイロビッチみたいなもの)。
もっとも彼がどこまで考えているのか知りませんが。
さて、金正日が突然無くなったときに北朝鮮はどうなるのかということですが、これはもうよく分かりません。
労働党大会はもう10年以上開かれていなくて、党の組織も麻痺しているようですし、最高権力機関である国防委員会の副委員長は高齢者です。
スムーズに権力を移行させるといっても、集団指導とか院政というのは、肩書と序列がものをいう北には馴染まないということで、やはり誰か親分を強烈な独裁者を立てざるをえないのではないでしょうか。
それは金氏一族なのか軍の有力者なのか分かりません。
しかしそうしながら、少しずつ中国・ベトナム型に移行していくのではないかと思います。
ただし現在よりもかなりましなものと予想します。
これは メッセージ 145194 (komash0427 さん)への返信です.