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偽りの愛国者どもに告ぐ! 3

投稿者: everywhere_love_and_peace 投稿日時: 2004/07/26 17:52 投稿番号: [145094 / 232612]
しかし、自信がある人ならば、そんな無駄なことをする必要はない。むしろ、自分と違うものに対して興味津々で接し、楽しむことだってできるのだ。
北京ではコンサート会場で驚く光景を目にすることになる。演奏中でも携帯電話で話していたりするのだ。
だが、日本の常識を当てはめて「彼らはマナーが悪い」と判断すると、この第3点の落とし穴にはまってしまう。彼らにとってはそれが常識で、コンサートよりも今かかってきている友人を大切にしなきゃ、という考えなのだ。
逆にいえば、日本人は他のことをさしおいても静かに曲を聴きますね、ということになる。それは「違い」であって「優劣」ではないし、どちらがいい聴衆かというのも一概には言えない。
ロックコンサートでノリノリになったらものを投げるのが普通というのが北京の習慣だとしたら、それはそれだけの話だし、それをもってバカにする必要などさらさらない。
そんなことを言ってると、逆に日本人はおとなしすぎるとバカにされるかもしれないしね。

つまり、「愛国と称して他人をバカにしてばかり」の人たちは、「自分自身に自信がなくて肩書きにすがる」「身内への愛情は身内を持ち上げるしかないと思っている」「単なる違いを優劣と置き換えて優位に立とうとする」といった病にかかっている。

それは、結局、自分を向上させようという努力もせずに、プライドだけを維持しようとする「イヤ〜な奴」じゃなかろうか。もし、「愛国」ということがそういう人間に成り下がることだと言うのなら、「愛国」とは要するにイヤ〜な奴を増やすということで、それは結局「亡国」への道じゃないのか?
それこそ、実はこの国を最も愛していない行為じゃないのだろうか?

では本当の愛国とは?   自分に自信を持ち、自分の所属する家族や地域や会社や学校や国といった「お飾り」の権威にすがることなく、自分自身の努力や真心といったものを磨き上げていくことだ。
そして、悪口を言ったり、むやみに嫌ったりする前に、周囲の人たちのいいところを誉め、どうしても悪いところがあったら相手のためを思って嫌味を込めずに諭す。そうすれば自然と、周囲から好かれる人になるだろう(無理に好かれようとするのではなく、自然に)。

そういう人が多い国は、どう思われるだろうか?   それこそ「いい国」「素晴らしい国」と思われることだろう。
それこそが、この素晴らしい国日本に対する最高の、そして唯一真実の恩返しではないのだろうか?
おっと、一つ補足しておくと、「いい人」「好かれる人」になることを強要してはいけない。制度や押しつけで作られた「いい人」は「いい人」じゃないからだ。

「あんな人になりたいな」と思わせるような人こそ、別に国がどうこう外国がどうこう言わなくても、本当の愛国者だと思う。
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