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崩壊論〜南アフリカ編7〜

投稿者: komash0427 投稿日時: 2004/06/20 00:03 投稿番号: [139224 / 232612]
1984年に白人政権は人種別三院議会を発足させます。これはなにかというと
1)下院を白人178議席、カラード85議席、インド人45議席の3つの議院をつくり
2)上院の替わりに大統領評議会を設置し(白人20名、カラード10名、インド人5名と大統領任命25名)
3)大統領の権限強化
という内容です。約4000万人の南アの人口の80%を占めるアフリカ人が自由選挙から締め出されていることに替わりは無く、アフリカ人の強烈な抵抗にあい、またインド人も彼らと連携して人種別三院議会に反対しました。

抵抗運動は様々で、家賃の不払いや授業のボイコット、白人の交通機関の利用拒否、白人商店からの不買運動などあの手この手で全国に反対運動を繰り広げます。

1940年代から続いた長いアパルトヘイト時代の終わりが始まります。

1985年7月に抵抗運動に手を焼いた白人政権は36の行政地区で非常事態宣言を発令し武力による弾圧に乗り出します。このときから翌年3月までに8000名が逮捕・拘禁されています。なお死亡者はその前年までに500名以上を数えたそうです。

86年6月には非常事態宣言を全土へ拡大し、その年の終わり頃までに25,000人以上が逮捕されたそうです。

こうした南ア国内の長く激しく続いた抵抗運動に呼応して、当時の西側諸国であるEC、日本、アメリカ、英連邦、国連はようやっと続々とアフリカ人を抑圧から少しでも早く開放するために厳しい経済制裁を行いました。

この内容については次回に触れます。
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