小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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サンケイ>主張では

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/01/23 06:51 投稿番号: [102891 / 232612]
北のプルトニウム   脅しと分断戦術に乗るな

  米国の核研究機関として著名な「ロスアラモス国立研究所(ニューメキシコ州所在)」のヘッカー元所長が二十一日、米上院外交委員会の公聴会で「北朝鮮側が『プルトニウム』と主張する物質を見せられたが、本物である可能性が高い」と証言した。

  ヘッカー氏は、一月上旬、プリチャード元朝鮮半島和平協議担当特使らとともに北朝鮮の寧辺などの核開発施設を訪れていたもので、二十一日の公聴会はその視察の結果を議会に報告するために開かれた。

  同氏の証言はいずれも確証をともなったものでなく、現地で見聞したことに専門家としての意見を述べたにすぎない。また米国の政権担当者でなく民間の専門家に、本来機密であるはずの核開発施設を見せたことは、日本政府関係者ではなく拉致議連事務局長の平沢勝栄衆院議員を招いて「さきに帰国した日本の拉致被害者を平壌に迎えにこさせればその家族を帰す」といった官民分断をねらった二元外交を展開しようとした手口に酷似している。

  専門家の意見だけにあなどるのは禁物だが、この証言だけで北朝鮮が核兵器開発に成功したとあわてふためくと、北朝鮮側の術策に陥るおそれが強い。米国政府が訪朝団と距離を置き冷静なのは適切な対応といえよう。

  使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを抽出することは技術的にはそれほど難しいことではない。難しいのはこのプルトニウムを兵器化することである。また今回の証言の裏付けとなっているガイガー式放射能測定器程度では、見せられた物質をプルトニウムと即断するのにも疑問がある。

  せめて現地で核種やいつ抽出したかがわかる「スペクトロメーター」を当てて説明されたのだったらほぼ本物とみてよいが、そうではない。やはり「核活動の凍結で妥協しないと手遅れになるぞ」との北朝鮮の脅しとみた方がよいのではないか。

  それより不可解なのは二〇〇二年十月の米朝協議で、ケリー米国務次官補の追及にあっさり認めたウラン濃縮の事実を今回は一転して否定したことだ。この経緯を考えると、むしろウラン濃縮の方が問題かもしれない。北朝鮮にはその真偽を国際社会に明確に説明するよう求めたい。(01/23)

http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_88_1.htm
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