一国主義の極限・ファシズム国家
投稿者: b_opteron_powermacg5 投稿日時: 2004/02/16 23:11 投稿番号: [3051 / 52541]
ドイツやイタリアの国民は戦争を積極的に支持したわけではなかった。
だが、かれらは一度得た特権を、あるいはそれが手に入りそうな見通しを
手放そうとはしなかった。
ある歴史家は、ドイツ国民が恐れたのは
戦争ではなく、敗戦とせっかく築き上げた生活の破壊であったのだ
と辛辣に指摘している。
こう断言できるかどうかについては議論があるだろう。
だが、かれらは「静に」戦争に行き、その遂行を担った。
第一次世界大戦のように、ドイツや日本で大きな反戦運動が
起こらなかった理由の一つは国家から与えられた特権に
自己の生活基盤をすえてしまったことにあった。
ファシズム諸国による戦争が始まって、
西欧諸国、アメリカ合衆国、ソ連、アジア、東欧の諸地域の人々は、
一国主義のもつ危険と現代への模索が
国際協力と連帯の道のなかで選択されなければならないこと
に気づいていく。
だが、それは第二次世界大戦でおびただしい犠牲を払って、
苦しみながら学ばれることになるだろう。
(世界の歴史26 世界大戦と現代文化の開幕)
これは メッセージ 3049 (kuecoe さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/a1za1za1zdabffcbf7j9a4r8a1beza47a4ha4a6a1aaa1za1za1z_1/3051.html