「ヒロシマの有る国」が行うべきこと(1)
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2010/11/14 10:01 投稿番号: [24026 / 29399]
改憲を声高に叫ぶ連中が
好んで
提示する
「質問」がある。
「万が一、外国から武力侵略されたらどうするか」というものだ。
憲法を改定して
軍事力を保持しないと、日本は植民地にされて
日本の国民は
奴隷化されてしまう、と真顔で主張する者もいる。
はたして、民主主義が成熟し、国際社会が高度に発達した
現代、
世界有数の先進国である
日本を、実際に、征服できるのか―
仮に
武力攻撃できたとして、その侵略国は
軍事占領を継続する
大義名分や、
実質的な「利益」を
確保し得るだろうか―
国際社会の信認もないまま、相当の犠牲を払ってまで
資源のない
この島国を占領しても
得るものは
あるのだろうか―
という現実的な視点はなく、専ら机上の妄想論として持ち出すのが
改憲派が得意とする
「どうするか」論
なのだ。
もしも
万が一、あるいは万々が一、日本が侵略されたらどうするか
という設問の仕方は、現実を踏まえて
何を
どのように答えても、
「いや、それでも
万々々々が一、日本が侵略されたらどうするか」
という
際限のない机上論が
延々と
空しく繰り返されるだけだ。
列強諸国が
武力によって
植民地獲得を競えた
時代の話ならば
十分に議論に値するが、現代においては、日本という国家の立場や
時代の進展と国際社会の成熟などを、客観的に
踏まえるならば、
上記の設問は、万が一
凶悪な怪獣が日本に上陸してきたらどうする
などと言う
空想論と、同程度の域にある
と言わざるを得ない。
怪獣出現とは言わないが、巨大な隕石が
地球に落下し、大地震や
大津波を引き起こす可能性はないとは言えない、という理屈もある。
しかし、言うまでもなく、地震などの自然災害と
戦争とは、
まったく
性質が
異なるものだ。
地震・津波の発生や
台風の
来襲は、現在の
人間の技術では、事前に
止めることはできない。
人は
自然災害に対しては、それが起きた場合にのみ備えるしかない。
「備えあれば憂いなし」は、「憂い」=被害を
できるだけ少なくする
という意味で、自然災害の場合は
適当な表現だろう。
しかし、戦争は
人間の意思から離れて発生する
自然現象ではない。
戦争に先立つ
原因があり、経過があり、契機があって
起きる。
国家間の、または
地域間の
政治的・経済的な対立、あるいは
外交的、文化的対立などに起因し、深刻化を経て戦争は勃発する。
それでも
なお、現代の国際関係においては
簡単には起きない。
もはや
槍や刀で隣の部族と戦争していた時代では
ないからだ。
これは メッセージ 24019 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
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