南京事件の背景に関する考察⑧
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2010/11/05 23:24 投稿番号: [23915 / 29399]
「宮様」も参加する「入城式」の成功に向けて、すでに武装を捨て
戦闘能力を失った
中国兵に対し、徹底した
掃蕩が展開された。
12月13日午前に
第十軍が発令した南京城内攻撃作戦命令では、
「各兵団は城内に対し
砲撃はもとより
あらゆる手段を尽くして
敵を殲滅すべし」
「これが為要すれば城内を焼却し
特に敗残兵の
欺瞞行為に乗ぜられざるを要す」
と命じている。
仮に、市中に
中国の敗残兵が
潜んでいたとしても、
非戦闘員である市民の居住区、さらに外国人も残留する城内に対し、
砲撃や焼き払いなどを行なうというのは、まさに
無差別攻撃だ。
さらに、驚くべき命令が出る。
第十六師団
歩兵第三十旅団が12月14日午前に下達した命令では
「各隊ハ師団ノ指示アル迄捕虜ヲ受付クルヲ許サズ」と
命じたのだ。
すでに
城内の各所で
「掃討作戦」が行なわれている時点で、
「敵を捕虜にするな」
ということは、いったい何を意味するのか。
発見、捕縛した敗残兵を
「捕虜にしない」のであれば、
その場で
ただちに殺害するほかに
方法はない。
13日から14日にかけての城内掃蕩によって、どれだけの中国兵
もしくは兵士と見なされた人々が殺されたのかは
明確ではないが、
中山路以南の掃蕩を担当した
第九師団だけに限っても
「7千余ノ敗残兵ヲ殲滅セリ」(「戦史資料集」第九師団作戦経過概要)
と記録されていることから、他の師団を合わせれば、
何万人もの中国人が
短期間に
殺されたことが分かる。
市内掃蕩で
中国兵もしくは兵士とされた多数の中国人が殺された。
一部は、当時
国際委員会が管理していた
難民区に逃げ込んだ。
国際委員会の
ラーベ委員長は、彼らを武装解除して収容している
から、その生命を助けてくれという要請書を
日本軍に提出した。
これを受けて
中支那方面軍は、日本軍兵士に対して
難民区には
入らないように
と指示した。
しかし、この指示は
まったく守られなかった。
入城直後から
日本兵が難民区に侵入したこと、そして掠奪や
強姦を繰り返したことについては、おびただしい数の外国人の証言が
あり、さらに
第九師団歩兵第七聯隊の戦闘詳報や従軍者の日記にも
この時期、難民地区にまで侵入し、徹底的に敗残兵の捕捉殲滅作戦が
行なわれていたことが
記録されている。
これは メッセージ 23914 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
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