南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行は事実

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Re: 国家なくして個人なし。

投稿者: anthony_749 投稿日時: 2010/08/08 23:58 投稿番号: [21809 / 29399]
>その「安全」が決して水や空気のように自然に与えられるものではなく、スイスのきわめて厳格な「危機管理システム」の所産であることは、この国の住民になってからすぐに体感することができました。


なるほど、スイスは素晴らしい国のようですね。
でも、「国家なくして個人なし」という考えには違和感があります。
それは、国家のためには個人は犠牲になってもかまわないという全体主義思想につながる危険があるからです。

そのスイスのきわめて厳格な社会システムも、けっして何も無いところからいきなり存在したわけじゃなく、ある時代のスイス人が作ったわけで、その当時個人の一般意思としての集合の特殊意思がスイスという国家を形作ったといえると思います。

近代に成立した「国民国家」は、ホッブス、ロック、ルソーの唱えた「社会契約論」が原点にあります。
それぞれの内容に多少の違いはあります。   たとえば人民は国家に対して抵抗権を持つとか持たないとかですね。
しかしいずれにしても、個人が国家に先立って存在し、各個人がそれぞれ持つ「自然権(個人は生きるためにはなにをしてもいいなど‥)」の一部を放棄して国家に権利を移譲して国家が成り立つという考えです。

特にルソーの社会契約論がフランス革命を惹き起こしたことはよく知られていますし、そのフランス革命とアメリカ独立戦争が近代市民社会の成立においては重要な契機となりましたね。
もちろんそのあとも王政が復活したりはしますが、紆余曲折がありながらも、自由、平等、博愛の精神は現代まで引き継がれた思想です。

そうした思想がまず個人というものから出発したものだということは、彼らの思想からもわかることです。

僕は、「個人なくして国家なし」と思います。
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