南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行は事実

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

国家なくして個人なし。

投稿者: steffi_10121976 投稿日時: 2010/08/08 18:51 投稿番号: [21804 / 29399]
唐平さん、こんばんは。
仕事の都合でレスが遅くなってしまってごめんなさい。



●>スイスの列車事故は驚きました。

あの国で生活していたころは、生命や身体の「危険」を感じたことはほとんどありませんでした。
治安はもとより衛生環境、医療技術、交通機関の信頼性等々、どれをとっても世界に冠たる水準を誇っていて、私たち日本人にとって、ある意味祖国以上に“安全ボケ”した環境の中で暮らしていくことができたからです。
けれども、その「安全」が決して水や空気のように自然に与えられるものではなく、スイスのきわめて厳格な「危機管理システム」の所産であることは、この国の住民になってからすぐに体感することができました。
たとえば、深夜にさびしい道や公園を若い女性がひとり歩きをしていてもほとんど何の心配もないのは、人々のモラルの高さももちろんありますけれども、それ以上にこの国の社会にシステマチックに根を張っている住民の相互監視体制・即時告発制度に負うところが大きいといった点です。
そうした隣人や地域社会からの厳しいチェックは防犯・防災面に限らず、個別の家庭における日常生活のこまかなルールの順守状況についても、容赦なく介入してきます。
民生レベルですらこの状況なのですから、ましてや国防に対するスイス人の意識がどれほど筋金入りのものか、推して知るべしでしょう。
日本ではたかだか10年ほど前のある事故を契機としてようやく認識されるようになった「自己責任 Eigene Gefahr」という当然の概念の重みを私が否応なしに叩き込まれたのも、学校や、この国の最も小さな自治単位であるGemeindeでのさまざまな活動を通じてです。

といいつつ、今回の列車事故は、冷戦の終結およびEU統合という、過去20年ほどの間にこの国の周囲を揺るがせた大異変を契機として、その「危機管理システム」が確実に変質しつつあることを改めて認識させた象徴的な事件と思っています。



●>(岸信介の復権・戦犯不起訴)これって、アメリカが日本の戦争犯罪に対して寛大だったという一例ではないですか。もちろん冷戦という状況がありますが。

そもそも岸はどのような罪状をもって「A級戦犯」容疑者とされたのでしょうか?
もとより私は「A級戦犯」の“根拠法”である「平和に対する罪」自体が、当時も今も国際社会からまったく信認されていないと考えていますけれども、敢えてそこに目をつぶってマッカーサーのロジックを前提としたとしても、東條ら軍部の意思決定機能を担っていた人物と比較するまでもなく、岸を「平和に対する罪」に問う理由をまったく見出すことができません。
つまり、岸の不起訴はなるべくしてなったのであり、それをもって「アメリカが日本の戦争犯罪に対して寛大だった」とすることはまったく妥当でないと考えます。
逮捕自体が不当だったのです。



●>軍国主義に洗脳されていたのは我々日本人です。アメリカが日本人の誤った思想を正して、日本人に民主主義を教えた。これはアメリカによる洗脳ではありませんよ。

大東亜戦争当時の日本を軍国主義というのならば、軍事力の裏打ちで「パクス・アメリカーナ」を築いてきたアメリカこそ軍国主義ではありませんか?
また「制限主権論」のもと、東欧諸国の民主化を武力弾圧し、果てはアフガニスタンやアンゴラ、南イエメンにまで軍事介入を行なったブレジネフ時代のソ連も軍国主義ではありませんか?
いっぽう、さきほどのスイスでは国民皆兵制のもと、初等教育段階から徹底して愛国・国防の重要性を叩き込まれ、成年に達すると毎年厳しい軍事教練に参加することが国民の最大の義務のひとつとされています。
もちろんその間は参加者の基本的人権はきわめて大きく制限されます。
これなどもある意味「潜在的軍国主義」といえるのではないでしょうか?
この点はおそらく唐平さんとは永久に歩み寄れない点でしょうけれども、私はこれまでの自分の拙い人生経験から、国家にとって最大の責務は国益を守ることと確信しております。
そのためには個々の国民の権利が一時的に大きく制限される局面があっても当然と考えています。
国家という器なくして健全な個人の存立はあり得ず、また国益なくして国民の利益はあり得ないからです。



(つづく)
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)