Re: 731部隊について
投稿者: higeta2001 投稿日時: 2006/01/06 00:01 投稿番号: [8144 / 41162]
史料批判は結構だが、
根拠もなく、捏造と言うのは、論外であろう。
「きい弾射撃に因る皮膚障害並一般臨床的症状観察」は、
『十五年戦争極秘資料集29
七三一部隊作成資料』(不二出版、1991年)で、
復刻されており、史料へのアクセスが容易になっている。
同報告書は、井上義弘陸軍軍医中佐が死去したあと、
1983年に、遺族が様々な書籍や書類等が入ったダンボール箱を処分した際に、
神田の古書店に渡り、最終的に慶応大学図書館が購入したものである。
実験の時期は、1940年9月7日から10日。
報告書は、和文タイプによる目次1頁、本文39頁からなり、
末尾に症状一覧表5枚と、人間配置図3枚が付いている。
用紙は、「昭和十,六,大阪OK納」と書かれた陸軍の用紙が使用されている。
表紙には、「加茂部隊」と印字されている横に、
毛筆で「池田少佐担当」と記されている。
「加茂部隊」とは、731部隊長石井四郎の郷里の地名に由来し、
731部隊の別名として用いられたことが、他史料でも確認される。
松村が「きい弾…」について池田に確認したところ、
池田は、同実験への関与は否定し、
自分の名前が書かれているのは、史料保管者が書き入れたのではと
コメントしているが、史料そのものについては否定していない。
むしろ、「いくら動物でやってもちっともかからんから人間でやるしかなかったんや」
とのように人体実験を行っていたことを認めている(前掲-松村論文参照)。
>これって、【破傷風毒素並びに芽胞接種時に於ける筋「クロナキシー」に就て】とかいう馬に対する実験を、人に対する実験のように紹介してある本ですよね?
「破傷風…」の報告書をみると、
実験の手順に関して、「人体ニ於ケルRHノ測定法」として、
「検者ハ第一ニ患者(被験体)ノ腕ニ於テ一ツノ刺激点(Relzpankt)ヲ検出セサル可ラス」
とのようにあり、人体実験であるということがわかる。
(「破傷風…」も『十五年戦争極秘資料集29
七三一部隊作成資料』所収されている)
「破傷風…」の実験については、池田も「上官の指導でやったこと」と認めている。
これは メッセージ 8131 (deliciousicecoffee さん)への返信です.
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