南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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スマイス調査の読み方

投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/07/14 06:07 投稿番号: [6524 / 41162]
>1万人前後の人口減があれば当然言及してしかるべきだと思うのですが。

被害者数の推定と人口の推定は、同じ報告書の別の章でなされているわけですから、
「言及していない」とは言えません。
また、報告書の中で、あなたの引用した表1.の注釈ではなく、本文の「1.人口」の部分
を見てみることにしましょう。
「われわれが三月におこなった抽出調査で報告された人員を五〇倍すれば、すぐさま市部調査で表示されている二二万一一五〇人という人口数がえられる。
この数は当時の住民総数のおそらく八〇ないし九〇パーセントを表わしたものであろうし、住民のなかには調査員の手の届かぬところに暮らしていたものもあった。(「南京大残虐事件資料集   第2巻」   P219)
と、あります。
二二万一一五〇人と書かれると、50人まで正確に数えたように見えますが、あくまで
3月時点でのサンプリング調査を50倍したものであり、しかも人口の10〜20%分は
未調査のままでの報告ですので、1万人前後の犠牲が数字として大きな意味を持って
いないと判断されても不思議ではありません。
というか、ここは、人口調査によって得られたデータと、被害調査によって得られた
データをごちゃごちゃに記述するようなことはしなかったという、スマイスの学者としての
データ処理の手法の手堅さを示しているということでしかないと思いますけどね。

では、人口調査の部分では念のため、スマイス報告の一.市部調査の1.人口の中で、
明らかに戦争被害について言及している箇所を拾ってみましょう。
「もっとも重大なことは十五歳ないし四十九歳の年齢層中の男子比率の激減であるが、これは大まかにいって、人口中生殖をおこないうる人びとを代表している。この層では124人が111人に、すなわち11パーセント減少している。この変化によって多数の婦女子が家庭を支える男子を失ったという事実がわかる。」
(同   P221)

「南京に残留している家族の構成員のうち14.3パーセントが他所へ移っているのに、妻のうちわずか2.2パーセントがこの移動によって夫を失ったにすぎないことを考えれば、破壊された家族の増加をいっそうよく知ることができる。
  これに加えて四四〇〇人の妻、つまり妻全体の8.9パーセントは、夫が殺されたか、負傷を負ったか、あるいは拉致されたものである。これらの夫のうち三分の二、すなわち6.5パーセント(*)が殺されたか拉致されたものである。
  またさらに痛ましいことに、三二五〇人の子供(子供全体の5パーセント)は、彼らの父が殺されたり、負傷をうけたり、拉致されたりしたものである。
  これらの破壊された家族のうちごくわずかのものが市内に住むものとして分類されている。そのような報告は3パーセントしかなかったのである。
移動、殺害あるいは拉致されたもの、別かれ別かれになった家族といった三つの要因によって、五五〇〇家族、つまり南京に残留している家族の11.7パーセントが破壊された。」
(同   P222)


ごらんの通りです、「1.人口」の章にも、戦争被害については詳しく言及されているのですが、
「犠牲者総数   1万前後」という、別個のデータによる独立した結論によって人口のデータを
論ずるというようなことはしていません、学者の書いた報告書ですから、そこらがごちゃごちゃに
なってはいない。
これだけの話です。


もちろん、私は学者ではないので、ここいらをぐちゃぐちゃにした議論もしますが   (^O^




>まあ、これはこれとして、私は常々思っているんですが、資料を探し解説することには熱心な人も、資料それ自体の信頼性を検証することには何故か無関心な人が多いようですね。

信頼性の検証も大事ですし、まずは資料を正確に読むことが大事です。
どちらも欠かせません。
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