1月の仕事
投稿者: nannkainosima 投稿日時: 2013/01/31 18:54 投稿番号: [41132 / 41162]
この1月のお仕事。
30年以上、読もうにも読めなかった、
中公文庫・日本の歴史24大内力『ファシズムへの道』をやっと読み通しました。
太平洋戦争の原因として私はABCD包囲陣の話は聞いていたのですが、包囲陣という名前では出てこず、
高橋是清が、経験から編み出した為替の切り下げなどの施策が功を奏して日本の景気は上向いたが、
これが西洋諸国のブロック経済化へのきっかけを作った、日本がきっかけを作ったのだ、
という言い方が、最近の経済動向とダブって、不安になりました。
メールを出してから手にした
『渡部昇一の昭和史』ワック2003年(元、『かくて昭和は甦る』クレスト社1995年)、
松尾一郎『プロパガンダ戦「南京事件」』光人社2004年
を読みました。
渡部先生の本の、南京事件に関する部分は、そうだ、きっと日本人ならこうだろう、
と思わされました。
しかし、秦郁彦著『南京事件』が、あれだけ裏づけ史料???とやらに補強されているのに、
渡部先生の本は、私はこう思う、でしかないのです。
秦郁彦著を見ていないのだろうと思いました。
先生なら、井家又一日記が、元兵士の日記としてはおかしい、くらいは、一目でわかるはず。
秦郁彦氏や藤原彰氏も、この日記には驚愕した可能性が高い、
それなのに、ホンモノとして扱っているのはおかしい、
そう、ファンサイトに送信してみましたが、反応はまだなし。
80歳以上の人ならご近所にもいるでしょうが、素人顔したこの年齢の私が、
南京事件否定運動を組織するわけにもいくまいし。
松尾氏の本は、国際的な情報戦の状況を描きながらの、写真の検証でした。
おもしろかったです。
しかし、双方、いささかトンチンカンなやり取りをした後で、こちらも今はストップ状態です。
私は、秦著に出てくる、戦闘詳報もおかしいと思いますよ、と言いかけたのですが、
話は通じたかどうか不明。
松尾氏は、日記や戦闘詳報など、文献をどう思っていたのか、未確認。
ダワーの本を抱え、
F・キャプラの戦争ドキュメントの中の、田中上奏文の扱い等を確認。
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