南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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南京事件の解明を困難にした証拠隠滅(5)

投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2011/11/06 19:50 投稿番号: [37330 / 41162]
冒頭   拙文で述べた   「敗戦時に   軍部も政府も   責任の
追及を恐れて、証拠湮滅のために   多くの関係書類を処分
した」   というのは   当方の創作ではなく、提示したとおり
すでに   発見された資料や   証言などで   証明されている
覆せない   歴史的事実なのだ。

もちろん、「書類すべてを処分」   した   などとは、誰も
言っていない。   日本軍にとって   非常に都合の悪いもの、
たとえば   戦争犯罪、国際法違反に問われるような   証拠を
隠滅するうえで   必要な重要書類を、組織を挙げて   処分した
のであり、たとえば   虐殺、強姦、強奪などの   蛮行事件に
かかわるものを、徹底して   隠蔽されたことは、間違いない。

しかし、限られた期間に   軍の書類すべてを   処分するのは
できなかったはずだ。   事実、公文書の   最重要書類が、
軍の   焼却指示にもかかわらず、所轄の軍将校が   隠匿し、
GHQの追求から逃れた   という記録が   残されている。
例えば、防衛研究所戦史部が   保管している   『大陸命』に
付せられた『経歴票』   には、次のように   記されている。

  「昭和20年8月14日大東亜戦争終戦に方り陸軍一般に
  保管書類焼却の指令が出されたが、第二課〔参謀本部作戦
  課〕においては   本大陸命綴のみは   焼却せず、庶務将校
  椎名典義中尉が都内某所に隠匿し、第一復員省(局)史実
  調査部(資料整理部)編成に伴い、占領米軍の公私に亘る
  一般資料追及の監視を避けて   部長宮崎周一中将が自宅に
  保管した。〔中略〕
  昭和21年12月宮崎中将退職に伴い後任部長服部卓四郎
  大佐が   保管を継承し、同大佐は   占領時代終了を待って
  正統戦争史の本格的編纂にあたるためこれを自宅に保管した。
  同大佐の『大東亜戦争全史』   の著述にあたりては   これが
  利用された。」

こうした記録からもわかるとおり、焼却されずに   軍幹部が
隠し持つなどして   残った書類も相当数あったと考えられる。
そうした   一例として、第十一軍総司令官   岡村寧次大将が
南京事件について受けた報告に関する記録が   残っている。
以下に「岡村寧次大将陣中感想録」   を、例示しておこう。
38年7月13日のこと   として、以下の   記述がある。

  「中支戦場到着後先遣の宮崎参謀、中支派遣軍特務部長原田
  少将、杭州機関長萩原中佐等より聴取する所に依れは   従来
  派遣軍第一線は給養困難を名として   俘虜の多くは之を殺す
  の悪弊あり、南京攻略戦に於て   約四、五万に上る大殺戮、
  市民に対する掠奪、強姦多数なりしは   事実なるか如し」

この記録史料の表紙には、「一切転載並公表を禁ず」   という
ただし書きが   付されている。
敗戦直後の徹底した文書焼却が、軍や政府の犯罪への関与を
立証する上での   大きな困難点になっていることは   事実だ。
こうした現実を   踏まえれば、かつての軍国政府を   免罪し、
戦争を美化しようとする   勢力が、犠牲になった人々に対し
「証拠を示せ」   などと、声高に   がなりたてることが、
いかに卑怯な態度か、理性のある者なら   理解できるだろう。
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