南京虐殺はなぜ起きたのか③
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2009/12/24 20:06 投稿番号: [30349 / 41162]
当時の方面軍司令は、捕虜の処置についての関心は
あまりなかった
と思われる。
その証言(吉田裕『南京事件と国際法』より)の中で、
南京での捕虜殺害について、次のように
述べている。
捕虜も相当出来たけれども、捕虜に食はせる物もない。
さういふ状態で戦闘しつつ捕虜が出来るから始末することが
出来ない。
それで
ちよん斬つてしまうといふことになった。
それで大したことではないのだが、南京の東南方の鎮江との間の所で
一万余の捕虜があつたのだけれども、そんなのは無論追撃中だから
戦闘中と見てもよろしい、又捕虜となつても逃亡する者もあるし、
始末が付かぬものだからシヤーシヤーと射つてしまつたのだ。
その死骸が川に流れた。
それから問題になつたのだ。
捕虜の大量処刑を「戦闘行為の一部」として済まそうとした
というのだ。
どうやら、日本軍の司令官は、中国軍捕虜を処分することを
国際法上の犯罪とは考えていなかったことがうかがえる。
このほかにも、軍や師団が
捕虜の「処分」を命令または指示し、
組織的な殺害がおこなわれていたという史料は、数多く存在している。
派遣軍司令部の情報主任参謀で方面軍参謀を兼ねていた中佐が、
捕虜をどうするか
という師団からの問い合わせにたいして、
くりかえし「ヤツチマエ」と命令していた
という証言がある。
これは、当時少佐で方面軍司令の専属副官であった人物の証言だ。
おそらく、南京虐殺「まぼろし説」を振りかざす否定派などは、
こうした数々の証言を
すべて
捏造だ、ウソだ、などと
否定しようとするだろう。
しかし、前述に引用した陸軍次官通牒や戦闘詳報など日本軍の記録には
これらの証言を裏付けるように、日本軍の中国軍兵士への認識や
対処方針などが示されており、資料的価値は十分にあるものだ。
これは メッセージ 30348 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
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