日本軍の規律消失を示す資料
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2009/12/23 12:29 投稿番号: [30333 / 41162]
日本軍は、なぜ南京虐殺のような残虐行為を起こしてしまったのか。
それが戦争だ
と言ってしまえばそれまでなのだが、
やはり客観的に原因を究明する必要がある
と思われる。
防衛研究所所蔵資料の中に、旧軍の軍紀風紀関係資料が残っている。
これは、大本営陸軍部研究班による
兵士の性病に関する調査結果だ。
この資料によると、
天津・杭州・蘇州の3箇所の特設病院で、
開設以来1939年までの
性病入院患者は、
じつに
1万6千人を超えていた実態を
記録している。
患者を兵科別、役種別、階級別、年齢別、感染機会別に分けた調査と、
もう一つは
患者のもとの職業別、教育程度別、相手女性国籍別に
分けた調査が
行われていた。
いずれも実数であって
比率ではない。
その結果は、兵科別では輜重兵
砲兵に比較的多く、
役種別では
予後備役、補充兵役に多く、
階級別では
准士官下士官に比較的多く、
年齢別では
26歳〜30歳に多いことが示されている。
そして
明確に判ることは、感染機会が
内地からの帯患者よりも
戦地での感染者の方が
圧倒的に多くなっている
という事実だ。
また
感染地と相手女性の調査では、備考として
「朝鮮女ノ活躍ハ他ヲ圧倒シアリ将来戦ノ参考タリ得ベシ」と
じつに意味深長な文章が書かれている。
ちなみに
役種別の患者数の調査結果は
以下のとおり。
現役
1,156
予備役
3,795
後備役
4,363
補充兵役
1,774
軍属
809
これを見ると、予備役や後備役兵に感染者が多いことが判る。
限られた期間の、しかも3箇所の病院だけの調査ではあるが、
日本軍に性病患者が
いかに増加していたか、それも戦地での
感染者が圧倒的多数であったかが
示されている。
(引用資料:「支那事変ニ於ケル軍紀風紀ノ見地ヨリ観察セル性病ニ就テ」
防衛研究所所蔵『支那事変ノ経験ニ基ク無形戦力・軍紀風紀資料第5号』)
急速な軍隊の拡大による幹部と兵の素質の低下、とくに後備兵の増加が
軍紀風紀の頽廃の原因となり、その結果が、兵士個人の犯罪である
掠奪、強姦などを多出させたことが
こうした資料からも読み取れる。
その対策の一つが、組織的な慰安婦の動員、慰安施設の導入となり、
軍みずからが
管理と統制に
乗りだすことになったのだ。
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