南京事件の背景(15)総括と結論
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2008/09/22 19:00 投稿番号: [26153 / 41162]
以上に記述してきたように、当時の日本軍には、
人権の無視、人命の軽視という 本質的な性格が存在し、
さらに 兵器や装備の不足を精神でおぎなうのだという
精神主義が強まって、捕虜を軽蔑し 否定するようになった。
さらに アジア諸国にたいする差別意識、侮蔑的観念を育てて
欧米人に対するのと中国人に対する対応が違うという二重の基準を
もつことになり、これが 中国人捕虜の大量虐殺を招いた。
さらに 日中戦争は、国民に明示する戦争目的を見出せないまま、
予期せぬ規模に拡大し、いまだ経験したことのない規模の大軍を
広大な大陸の各戦場に 送らねばならなくなった。
日本軍は、それを 年齢の高い予後備兵に頼らざるを得なかった。
また この時期の軍幹部は、特種エリート教育で偏狭な武断主義に固まり、
国際知識も人権感覚も欠いた独断、積極主義者が中核となっていた。
それが 南京攻略戦における捕虜の処刑、敗残兵と疑われた人々の
大量殺戮という事態を招いた。
また 大軍の動員により 応召兵が主体となったこと、
幹部の不足と素質の低下、幕僚層の独善は、軍紀の紊乱と低下を招き、
それに加えて 中国軍のはげしい抵抗は、戦争目的があいまいなまま
突然召集されて損害多出の戦場に投入された兵隊たちを
自暴自棄の行動に かりたてることになってしまった。
これらが 軍紀風紀の頽廃、志気の低下を招いて、
大規模な残虐行為をひきおこすことになったのだ。
事件から すでに 70年以が経過している。
しかし
事件の全貌と、その責任が すべて明らかにされているわけではない。
その原因の一つは、敗戦の時点で 軍も政府も 戦争責任の追及を恐れ
証拠湮滅のために 多くの関係書類を焼却したことによる。
また 戦後の日本で、戦争の原因や責任の究明が きちんと行われず、
戦争を美化し 戦争犯罪を隠蔽しようとする勢力が温存されたことも
関係している。
だが、事件の存在そのものは、動かしがたい歴史の事実だ。
かりに 被害者数について 議論の余地はあるとしても、
大量の捕虜を 組織的に処分したこと、
「敗残兵」を 不法に処刑したこと、
一般住民への大規模な残虐行為がおこなわれたことは、
否定できないことだ。
その事実を、いっそう正確に解明することと、
なぜ そのようなことが行われたのか、という原因を
究明することこそが、現在の残された課題であろう と思う。
どんな忌まわしい過去であっても、歴史の真実を直視し、
そこから教訓を学んで、二度と過ちをくり返さないように
しなければならない。
そうすることこそが、戦争で犠牲となった内外の人々に
報い得る 唯一の道である、と考える。
人権の無視、人命の軽視という 本質的な性格が存在し、
さらに 兵器や装備の不足を精神でおぎなうのだという
精神主義が強まって、捕虜を軽蔑し 否定するようになった。
さらに アジア諸国にたいする差別意識、侮蔑的観念を育てて
欧米人に対するのと中国人に対する対応が違うという二重の基準を
もつことになり、これが 中国人捕虜の大量虐殺を招いた。
さらに 日中戦争は、国民に明示する戦争目的を見出せないまま、
予期せぬ規模に拡大し、いまだ経験したことのない規模の大軍を
広大な大陸の各戦場に 送らねばならなくなった。
日本軍は、それを 年齢の高い予後備兵に頼らざるを得なかった。
また この時期の軍幹部は、特種エリート教育で偏狭な武断主義に固まり、
国際知識も人権感覚も欠いた独断、積極主義者が中核となっていた。
それが 南京攻略戦における捕虜の処刑、敗残兵と疑われた人々の
大量殺戮という事態を招いた。
また 大軍の動員により 応召兵が主体となったこと、
幹部の不足と素質の低下、幕僚層の独善は、軍紀の紊乱と低下を招き、
それに加えて 中国軍のはげしい抵抗は、戦争目的があいまいなまま
突然召集されて損害多出の戦場に投入された兵隊たちを
自暴自棄の行動に かりたてることになってしまった。
これらが 軍紀風紀の頽廃、志気の低下を招いて、
大規模な残虐行為をひきおこすことになったのだ。
事件から すでに 70年以が経過している。
しかし
事件の全貌と、その責任が すべて明らかにされているわけではない。
その原因の一つは、敗戦の時点で 軍も政府も 戦争責任の追及を恐れ
証拠湮滅のために 多くの関係書類を焼却したことによる。
また 戦後の日本で、戦争の原因や責任の究明が きちんと行われず、
戦争を美化し 戦争犯罪を隠蔽しようとする勢力が温存されたことも
関係している。
だが、事件の存在そのものは、動かしがたい歴史の事実だ。
かりに 被害者数について 議論の余地はあるとしても、
大量の捕虜を 組織的に処分したこと、
「敗残兵」を 不法に処刑したこと、
一般住民への大規模な残虐行為がおこなわれたことは、
否定できないことだ。
その事実を、いっそう正確に解明することと、
なぜ そのようなことが行われたのか、という原因を
究明することこそが、現在の残された課題であろう と思う。
どんな忌まわしい過去であっても、歴史の真実を直視し、
そこから教訓を学んで、二度と過ちをくり返さないように
しなければならない。
そうすることこそが、戦争で犠牲となった内外の人々に
報い得る 唯一の道である、と考える。
これは メッセージ 26152 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.