南京事件の背景(11)規律の消失
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2008/09/22 18:36 投稿番号: [26149 / 41162]
大本営陸軍部研究班による調査結果によると、
天津・杭州・蘇州の
3箇所の特設病院で、
開設以来1939年までの性病入院患者は
1万6千人を超えていたことが示されている。
この患者を、兵科別、役種別、階級別、年齢別、
さらに感染機会別に分けた調査と、
もう一つは患者のもとの職業別、教育程度別、
相手女性国籍別についての調査が
行われている。
いずれも実数であって
比率ではない。
その結果は、兵科別では輜重兵
砲兵に比較的多く、
役種別では
予後備役、補充兵役に多く、
階級別では
准士官下士官に比較的多く、
年齢別では
26歳〜30歳に多く、感染機会は
内地からの
帯患者よりも
戦地での感染者が
圧倒的に多くなっている。
また
感染地と相手女性の調査では、備考として
「朝鮮女ノ活躍ハ他ヲ圧倒シアリ将来戦ノ参考タリ得ベシ」
と
じつに意味深長な文章が書かれている。
ちなみに
役種別の患者数の調査結果は
以下のとおり。
現役
1156
予備役
3795
後備役
4363
補充兵役
1774
軍属
809
限られた期間の、しかも3箇所の病院だけの調査ではあるが、
日本軍に性病患者が
いかに増加していたか、それも戦地での
感染者が圧倒的多数であったかが示されている。
ここでも、現役よりも後備役に性病患者が多いという事実が
あきらかになっているのだ。
(引用資料:「支那事変ニ於ケル軍紀風紀ノ見地ヨリ観察セル性病ニ就テ」
防衛研究所所蔵『支那事変ノ経験ニ基ク無形戦力・軍紀風紀資料第5号』)
これまで述べてきたように、急速な軍隊の拡大による
幹部と兵の素質の低下、とくに後備兵の増加が、軍紀風紀の頽廃の
原因となり、その結果が、兵士個人の犯罪である掠奪、強姦などを
多出させたことが理解できる。
その対策の一つが、組織的な慰安婦の動員、慰安施設の導入となり、
軍みずからが
管理と統制に乗りだすことになったのだ。
これは メッセージ 26126 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/fn5febg5tbba6a1a6bdbe730v0bix6afc0a9oa29ta4n13_1/26149.html